fbpx
HOME / COLUMN / 【猫がマウンティングする理由】多頭飼いの...

COLUMNコラム

CAT

POSTED on 2023.09.17

【猫がマウンティングする理由】多頭飼いの環境でもできる対策とは?

猫が同居しているほかの動物や飼い主に対してすることがあるマウンティング行動。
猫を多頭飼育されている方はそのような場面をよく目にするのではないでしょうか?

通常マウンティングは、自身の優位性を誇示するためにすると考えられていますが、実は別の理由も隠されています。

そこで今回は、「猫がマウンティングする理由」に焦点をあて、多頭飼いの環境でもできる予防策について解説します。
愛猫のマウンティング行動に悩んでいるという方はぜひ参考にしてください。

猫がおこなう「マウンティング行動」とは?

マウンティングとは、飼い主(人間や)同居する動物の体の上に乗りかかり、腰を押し付ける(交尾のような体勢になる)、首の付け根を噛む、頭を押し付けるなどの行動のことをいいます。

言葉の由来は、登ることを意味する「mount(マウント)」からきており、そこに現在進行形のingがつき「mounting(マウンティング)」となりました。

猫がマウンティングする対象は飼い主などの人間、同居するほかの動物、クッションなどの特定物など、その種類はさまざまです。

猫がマウンティングする4つの理由

猫がマウンティングをする理由として考えられているものを4つご紹介します。愛猫の気持ちを理解する際の参考にしてください。

優位性の誇示 

猫は自身の立場的な優位性を誇示する際にマウンティング行動を取るといわれています。
優位性の誇示が理由のマウンティングはとくに多頭飼いの環境でよくみられ、簡単にいえば、ボス猫とそれ以外の猫というような「序列」を意味します。

例をあげると、先住猫が新入りの体の上に乗るケースなどが考えられます。
野良猫の場合であれば、マウンティングによって自身の立場を高くアピールすることで、パートナーがみつけやすくなるなどのメリットがあるようです。

疑似交尾 

発情期に交尾の練習(疑似交尾)としてマウンティングをする猫もおり、雄猫同士でもみることができます。
去勢・避妊手術が済んでない猫に多く、マウンティング対象は猫以外にも、人間や毛布などさまざまです。

去勢・避妊手術を終えた猫にもまれにみられることから、動物としての本能からくる行動だと考えられます。

ナワバリの主張

猫は自身のナワバリにほかの動物が侵入してくるのを極端に嫌います。
ナワバリの主張にともなうマウンティングは多頭飼いしている環境でもよくみられます。

多頭飼いの場合であっても、室内に各猫のテリトリーが確立されているようです。
そのことから、自身のナワバリ(テリトリー)を守ろうと、マウンティング行動を取ると考えられています。

転移行動 

転移行動とは、猫がみずからの気持ちを落ち着かせる、ストレスを発散する際におこなう行動を指し、そのなかのひとつにマウンティングが含まれます。

転移行動によるマウンティングは過度な行動の制限やストレスからくるものであるため、行動自体にはとくに意味はないといわれています。

■あわせて読みたい記事■
猫にも生理がくる?避妊・去勢手術のメリット・デメリットとは

多頭飼いの環境で取り入れたい!マウンティングを予防する方法

猫のマウンティングを予防する方法について解説します。
多頭飼いの環境でも取り入れるのが簡単なものばかりなので、できることから試してみてください。

ストレスを発散させる

転移行動によるマウンティングを予防するため、ストレスを発散できる環境を整えます。

猫のストレス発散には運動がとても効果的なので、キャットタワーを設置する、走り回れるスペースを確保するなどがおすすめです。

避妊・去勢手術を検討する

避妊・去勢手術を受けさせることで、疑似交尾によるマウンティングを減らすことができます。
避妊・去勢手術はマウンティングだけでなく、生殖器系の疾患予防につながり、望まない繁殖の抑制にもなります。

時期や費用などの確認が必要ですので、手術を検討する際はかかりつけの獣医師に相談するとよいでしょう。

落ち着けるスペースを各猫に作る 

寝床を個別に作ってあげるなど、各猫が落ち着けるスペースを確保します。

狭い室内すべてが共有スペースだと、猫はとてもストレスを感じてしまいます。
そのため可能であれば、それぞれがゆっくり休める場所を作ってあげましょう。

猫たちの序列を理解する 

先住猫と新入り猫の関係のように、猫同士にも序列が存在しています。
新入りの猫ばかりに構ってしまうと、先住猫はみずからのテリトリーが侵されたと感じ、マウンティング行動を取ると考えられます。

多頭飼いの環境では、とくに猫同士の序列を飼い主がしっかりと理解することが大切です。

マウンティングは猫の本能!

猫が自身の優位性を誇示するため、またはストレス発散(転移行動)などのためにマウンティングをおこないます。

ほとんどの場合、猫がマウンティング行動を取っていても問題ありません。
しかし、飼い主に対してするようであれば、噛みつきやひっかきによってケガする恐れもあるため、すぐに止めさせましょう。

今回ご紹介したマウンティングの予防法は多頭飼いの環境でも効果を発揮すると思いますので、愛猫の行動に困っている方はぜひ試してみてください。

LATEST POST

最新記事

NEW,CAT

2026.07.17

愛猫の不安と恐怖 飼い主が理解しておきたいポイント

猫はとても繊細な動物で、環境のちょっとした変化や慣れない音、来客などによって不安や恐怖を感じやすい生き物です。飼い主さんが気づかないうちに愛猫がストレスを抱えてしまうと、体調不良や問題行動につながってしまうことも。 そこで今回は、「猫が不安や恐怖を感じると現れるサイン」や、「猫が不安や恐怖を感じる主な原因」「飼い主ができる対処法」についてご紹介します。 猫が不安や恐怖を感じると現れるサイン 猫は言葉で気持ちを伝えられない分、しぐさや行動で不安や恐怖を表現します。普段の様子と違う変化に気づいてあげることが、愛猫のストレスを早期に発見する第一歩です。猫が不安や恐怖を感じているときに見られるサインとは、以下のようなものです。・体を低くして物陰に隠れる・耳を伏せてひげを後ろに引く・尻尾を大きく膨らませる・普段より鳴く回数が増える、または鳴かなくなる・トイレの失敗が増える・過剰に毛づくろいをする、または毛づくろいをしなくなる飼い主さんは愛猫のちょっとした変化を見逃さず、早めに対処してあげましょう。 次は、「猫が不安や恐怖を感じる主な原因」を見ていきましょう。 猫が不安や恐怖を感じる主な原因 愛猫が安心して暮らせるように、まずは不安や恐怖の原因を知っておきたいですよね。以下のような原因が、猫のストレスにつながりやすいとされています。 環境の変化 「環境の変化」は、猫にとって大きなストレス要因のひとつです。猫は縄張り意識が強く、慣れ親しんだ環境に安心感を覚える動物なので、引っ越しや模様替えなどの変化に敏感に反応します。「環境の変化」で猫がストレスを感じやすい場面には、以下のようなものがあります。・引っ越しや模様替えで部屋のレイアウトが変わる・家具や猫用トイレの位置が移動する・新しいペットや家族が増える以下は、「環境の変化」に関する注意ポイントです。・変化はできるだけ少しずつ行う・愛猫のお気に入りの毛布やベッドはそのまま使わせる・落ち着ける隠れ場所を必ず確保しておく 大きな音や苦手な音 「大きな音や苦手な音」も、猫が恐怖を感じやすい原因です。猫は聴覚が非常に優れているため、人にとっては気にならない音でも猫にとっては大きなストレスになることがあります。「大きな音や苦手な音」として、以下のようなものが挙げられます。・雷や花火の音・掃除機やドライヤーの音・工事や車のクラクションなどの外の騒音以下は、「大きな音や苦手な音」に関する注意ポイントです。・音が鳴る前後は愛猫のそばで安心させてあげる・カーテンを閉めるなどして音を軽減する工夫をする・無理に抱き上げず、隠れたい場所に隠れさせてあげる 来客や新しい家族 「来客や新しい家族」も、猫にとって不安の原因になりやすい出来事です。知らない人やほかの動物のニオイ、声、気配は、猫にとって警戒すべき対象に映ることがあります。「来客や新しい家族」で注意したい場面には、以下のようなものがあります。・見知らぬ人が家に来る・新しい猫や犬を迎える・赤ちゃんが生まれる以下は、「来客や新しい家族」に関する注意ポイントです。・愛猫のペースで新しい相手に慣れさせる・無理に引き合わせず、距離を保てる環境を用意する・愛猫だけの落ち着ける空間を確保しておく 次は、猫の不安や恐怖を和らげるための「対処法」を見ていきましょう。 飼い主ができる対処法 愛猫の不安や恐怖をできるだけ和らげてあげたい、そう思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。以下は、そんな飼い主さんにお勧めしたい対処法です。 安心できる隠れ場所を用意する 猫は不安を感じたとき、狭くて暗い場所に身を隠すことで気持ちを落ち着かせようとします。段ボール箱やキャットハウス、家具の隙間など、愛猫が自分の意思で出入りできる隠れ場所をあらかじめ複数用意しておくと安心です。隠れ場所は来客時や物音がしたときにすぐ逃げ込めるよう、部屋のあちこちに配置しておくのがお勧めです。 フェロモン製品を活用する 猫の気持ちを落ち着かせるアイテムとして、猫用のフェロモン製品も選択肢のひとつです。猫が自分の縄張りに擦り付けるフェロモンに似た成分を含んだ拡散器やスプレーは、多くの飼い主さんに利用されています。獣医師に相談しながら、愛猫の性格や状況に合わせて取り入れてみるとよいでしょう。 愛猫の不安のサインを見逃さないために 猫は繊細な動物だからこそ、日々のちょっとした変化にも不安や恐怖を感じやすいものです。愛猫のサインにいち早く気づき、原因を知ったうえで隠れ場所や環境づくりなどの対処をしてあげることが大切です。愛猫が安心して過ごせる環境を整えてあげることで、飼い主さんとの信頼関係もさらに深まっていきそうですね!

NEW,DOG

2026.07.12

体がかゆい時にする犬の行動7つ。かゆいのはノミやダニのせい?

愛犬が体をしきりに掻いたり、床に体をこすりつけたりしている姿を見て、心配になった経験はありませんか? 犬がかゆがる原因は「ノミやダニの寄生」「アレルギー」「皮膚疾患」など、さまざまなものが考えられます。 愛犬のかゆみのサインを早めに気づいてあげることで、皮膚トラブルの悪化を防ぐことができます。 そこで今回は、「体がかゆい時にする犬の行動7つ」や、「かゆみの主な原因」「対処法」についてご紹介します。 体がかゆい時にする犬の行動 犬は言葉でかゆみを伝えることができないため、行動でサインを出していることがほとんどです。 愛犬の様子をよく観察していると、かゆみを訴えるいくつかの行動に気づくことがあるでしょう。 こうした行動を放置してしまうと、皮膚を傷つけたり炎症を悪化させたりする原因になりかねません。 犬が体のかゆみを感じている時に見せる代表的な行動は、以下の7つです。・しきりに体を掻く・床や壁、カーペットなどに体をこすりつける・特定の部位を執拗になめ続ける・皮膚を噛んだりかじったりする・頭や顔を前脚でこする・体をブルブルと何度も振る・落ち着きがなくなり、ソワソワした様子を見せる飼い主さんは愛犬がこうした行動を繰り返していないか、日頃からよく観察してあげましょう。 次は、「犬がかゆがる主な原因」を見ていきましょう。 犬がかゆがる主な原因 愛犬がかゆがっている時、「ノミやダニのせいかも?」と思う方も多いのではないでしょうか。 しかし犬のかゆみの原因はさまざまで、正しく見極めることが大切です。 以下のような原因が、犬のかゆみを引き起こすことがあります。 ノミ・ダニの寄生 「ノミ・ダニの寄生」は、犬がかゆがる原因としてよく知られています。 ノミに刺されると強いかゆみが生じ、アレルギー反応を持つ犬では少量の寄生でも全身に症状が広がることがあります。 「ノミ・ダニの寄生」が疑われる場合は、以下のような症状が見られることがあります。・被毛の根元に黒いゴマ状のフン(ノミの糞)が見られる・激しいかゆみで皮膚を傷つけるほど掻き続ける・お腹や内股など皮膚の薄い部分に赤みや湿疹が出る「ノミ・ダニの寄生」への対処としては、以下のポイントを押さえましょう。・定期的にノミ・ダニ予防薬を使用する・散歩後は被毛をブラッシングし、寄生の有無を確認する・室内の掃除を徹底し、ノミの繁殖を防ぐ アレルギー 犬のかゆみの原因として、「アレルギー」も挙げられます。 食物アレルギーや環境アレルギー(花粉・ハウスダストなど)が原因で皮膚がかゆくなることは、犬にもよくあることです。 室内での「アレルギー」によるかゆみには、下記のような症状が現れることがあります。 ・顔まわり、耳、足先など特定の部位に集中したかゆみ・皮膚の赤みや湿疹、脱毛・季節の変わり目や特定の食事を与えた後に症状が悪化する「アレルギー」が疑われる場合の対処ポイントは、以下の通りです。・動物病院でアレルギー検査を受ける・アレルゲンとなる食材や環境要因を特定し、できる限り取り除く・獣医師の指示に従い、適切なフードや薬を使用する 皮膚疾患・乾燥 「皮膚疾患・乾燥」も、犬のかゆみを引き起こす原因の一つです。 細菌や真菌(カビ)の感染による皮膚炎や、空気の乾燥による皮膚のカサつきがかゆみをもたらすことがあります。 以下は、「皮膚疾患・乾燥」による主な症状です。・フケが多く出る ・皮膚が赤くなる、または黒ずんでくる・被毛がパサつき、抜け毛が増える「皮膚疾患・乾燥」への対処としては、以下のポイントに注意しましょう。・シャンプーのしすぎを避け、皮膚の乾燥を防ぐ・保湿効果のある犬用シャンプーやトリートメントを使用する・症状が続く場合は、早めに動物病院を受診するいずれの原因においても自己判断でケアを続けると症状が悪化することがあるため、気になる場合は獣医師に相談しましょう。 次は、犬のかゆみを和らげる「日常のケア」について見ていきましょう。 日常のケアでかゆみを予防しよう 愛犬を皮膚トラブルから守るために、日頃からのケアがとても大切です。 以下は、犬のかゆみ予防に効果的な日常ケアのポイントです。 定期的なブラッシング 愛犬の皮膚を健康に保つために、「定期的なブラッシング」は欠かせないケアの一つです。 ブラッシングは被毛のもつれをほぐすだけでなく、皮膚の状態を観察したりノミ・ダニの早期発見に役立てたりすることができます。 長毛犬は毎日、短毛犬は週数回を目安にブラッシングを行うとよいでしょう。 適切なシャンプー 犬の皮膚ケアとして、「適切なシャンプー」も重要です。 シャンプーのしすぎは皮脂を落としすぎて乾燥やかゆみの原因となるため、頻度や使用するシャンプーの種類に気をつけましょう。 皮膚が敏感な犬や皮膚トラブルを抱える犬には、低刺激の犬用薬用シャンプーの使用がお勧めです。 愛犬のかゆみのサインを見逃さないために 愛犬がかゆそうにしている時、その原因を正しく把握して適切なケアをしてあげることがとても大切です。 ノミ・ダニ、アレルギー、皮膚疾患など、かゆみの原因はさまざまですが、日頃からよく観察することで早期発見・早期対処につながります。 愛犬の小さなサインを見逃さず、快適で健康的な毎日を過ごせるようサポートしてあげましょう!

RABBIT

2026.07.09

寂しがり屋?留守番はできる?うさぎが寂しいときに見せる行動

うさぎは単独で行動することを好む動物ですが、飼い主さんとの生活に慣れてくると、そばにいる時間の長さや環境の変化に敏感になることがあります。長時間の留守番や急な環境の変化がストレスとなり、体調不良や問題行動につながってしまうことも少なくありません。うさぎが「寂しい」と感じているときのサインを知っておくことで、早めに気づいてストレスを軽減してあげることができます。 そこで今回は、「うさぎが寂しいときに見せる行動」や、「うさぎは留守番ができるのか」についてご紹介します。 うさぎが寂しいときに見せる行動 うさぎは鳴き声で気持ちを伝えるのが苦手な分、しぐさや行動で寂しさを表現することが多い動物です。以下のような行動が見られたら、うさぎが寂しさを感じているサインかもしれません。 足を鳴らす(スタンピング) うさぎは後ろ足を「タンタン」と強く鳴らす「スタンピング」という行動をとることがあります。これは警戒や不満を表すしぐさですが、飼い主さんにかまってほしいときのアピールとして行うこともあります。以下のような場面でスタンピングが増えたら、寂しさのサインとして注意して見てあげましょう。・飼い主さんが部屋を出ようとしたときに鳴らす・ケージの前を通ると鳴らす・食事の時間以外にも頻繁に鳴らす以下は、スタンピングが増えたときの注意ポイントです。・叱ったり無視したりせず、まずは体調に変化がないか確認する・ケージ周りの環境や生活リズムに変化がなかったか振り返る・かまう時間を増やせないか、飼い主さんの生活を見直してみる 甘噛みをする うさぎが飼い主さんの手や服を軽く噛む「甘噛み」も、寂しさや構ってほしい気持ちの表れであることがあります。本来は攻撃的な噛みつきとは異なり、コミュニケーションの一環として行われることが多いしぐさです。以下のような様子が見られたら、寂しさが背景にある可能性があります。・飼い主さんが離れようとすると噛んでくる・撫でている手を甘噛みしながら体をすり寄せてくる・普段より噛む頻度が増えている以下は、甘噛みが増えたときの注意ポイントです。・痛みを伴う本気噛みと区別し、原因を見極める・噛まれても大きな声を出したり手を引っ込めたりせず、落ち着いて対応する・撫でる時間やスキンシップの機会を増やしてあげる 鳴き声を出す うさぎは基本的に鳴かない動物ですが、まれに「ブーブー」「キューキュー」といった小さな声を出すことがあります。こうした鳴き声は、不安や寂しさ、体調不良のサインとして表れることがあります。以下のような状況で鳴き声が聞かれたら注意が必要です。・一人にされたときに鳴く・飼い主さんの姿が見えなくなると鳴く・普段は鳴かないのに頻繁に声を出すようになった以下は、鳴き声が増えたときの注意ポイントです。・体調不良のサインである可能性もあるため、食欲や排泄の状態も合わせて確認する・鳴いたときにすぐ駆け寄るのではなく、落ち着いてから様子を見に行く・気になる場合は早めにかかりつけの動物病院に相談する 毛づくろいをしなくなる うさぎは本来きれい好きで、こまめに毛づくろいをする動物です。ストレスや寂しさを感じていると、毛づくろいの回数が減り、被毛が乱れたままになってしまうことがあります。以下のような変化が見られたら注意して観察しましょう。・以前より毛づくろいの回数が明らかに減った・被毛にツヤがなくなり、パサついて見える・特定の場所の毛づくろいだけを怠るようになった以下は、毛づくろいが減ったときの注意ポイントです。・皮膚炎や関節の痛みなど、体調面が原因になっていないか確認する・ブラッシングをしてあげることでスキンシップと被毛のケアを兼ねる・改善が見られない場合は動物病院を受診する うさぎは留守番ができる? うさぎは単独行動を好む動物のため、犬などに比べると比較的留守番がしやすいといわれています。ただし、留守番の時間や環境によっては、うさぎにとって大きなストレスになってしまう場合もあります。 短時間の留守番なら可能 数時間程度の留守番であれば、多くのうさぎは問題なく過ごすことができます。ケージ内に十分な牧草や水を用意し、温度や湿度を適切に管理しておけば、飼い主さんの外出中も安心して過ごせるでしょう。普段からケージで過ごす時間に慣れさせておくことも、留守番をスムーズにするポイントです。 長時間留守番させる際の注意点 半日から一日以上にわたる長時間の留守番は、うさぎにとって負担が大きくなる場合があります。温度管理や誤飲・脱走の対策はもちろん、帰宅後には十分にスキンシップの時間をとり、寂しさを感じさせない工夫をしてあげることが大切です。数日以上家を空ける場合は、ペットホテルやペットシッターの利用も検討しましょう。 うさぎの寂しさのサインを見逃さないために うさぎは鳴き声で気持ちを表すことが少ない分、スタンピングや甘噛み、毛づくろいの変化といった行動から寂しさのサインを読み取ってあげることが大切です。留守番自体は比較的得意な動物ですが、時間の長さや環境によってはストレスの原因になることもあります。日々のちょっとした変化に気を配りながら、うさぎが安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。飼い主さんとの信頼関係が深まれば、留守番中の寂しさもきっと和らいでいくはずです。

2026.07.01

猫のための快適なベッドの作り方

猫は1日の大半を眠って過ごす動物で、快適なベッドは健康や心の安定にも大きく関わります。合わないベッドで眠り続けると「ぐっすり眠れずストレスが溜まる」「関節や体に負担がかかる」など、心身に悪影響を及ぼすことも。愛猫にとって心地よい寝床を用意して、質の良い睡眠とリラックスできる時間を過ごさせてあげましょう。 そこで今回は、「猫に快適なベッドが必要な理由」や、「猫のための快適なベッドの作り方」「ベッドを置く場所選びのコツ」についてご紹介します。 猫に快適なベッドが必要な理由 猫にとって睡眠は欠かせないものですが、寝床が合っていないとぐっすり眠れないことがあります。だからといって適当な場所や硬い床の上だけでは、愛猫は落ち着いて眠ることができません。猫にとって寝床が快適でないと、心身にさまざまな悪影響をもたらしかねません。寝床が快適でない場合に起こる可能性のある悪影響とは、以下のようなものです。・睡眠の質が低下する・関節や体に負担がかかりやすくなる・落ち着ける場所がなく、ストレスが溜まりやすくなる・警戒心が強くなり、隠れる時間が増える・体温調節がうまくできず、体調を崩しやすくなる・安心できず、飼い主さんへの信頼関係が築きにくくなる飼い主さんは愛猫が快適に過ごせるよう、しっかりとベッド環境を整えてあげましょう。 次は、「猫のための快適なベッドの作り方」を見ていきましょう。 猫のための快適なベッドの作り方 愛猫には、安心して眠れる心地よい寝床を用意してあげたいですよね。以下のようなポイントを押さえて、愛猫が快適に過ごせるベッドを作りましょう。 ベッド選びのポイント 「ベッド選び」は、愛猫の快適さを左右する大切なステップです。猫は本能的に体をすっぽりと包み込まれることに安心感を覚えるため、「ベッド選び」は睡眠の質を高めるためにも重要です。「ベッド選び」は、愛猫の好みや性格に合わせて形やサイズを選ぶだけ。このときに使用する素材は、「ベッド選び」に適した、洗濯可能で通気性の良いものを選んでください。「ベッド選び」は、以下のような手順で行いましょう。・愛猫の体格に合ったサイズのベッドを選ぶ・丸型やドーム型など、愛猫の好む形を観察して選ぶ・季節に応じてクッション性や保温性の異なる素材を選ぶ・購入後は愛猫の匂いがついたタオルなどを中に入れて馴染ませる以下は、「ベッド選び」の注意ポイントです。・サイズが小さすぎたり大きすぎたりしないようにする・洗い替え用として複数用意しておくと衛生的・愛猫が気に入らない様子であれば無理に使わせない 設置する場所選び 猫が快適に過ごせるベッドの作り方として、「設置する場所選び」もお勧めです。静かで落ち着ける場所にベッドを置いてあげると、愛猫が安心して眠れる光景をよく見かけますよね。ベッドの設置場所には、下記のような条件をお勧めします。・人の出入りが少ない静かな場所・直射日光や冷暖房の風が直接当たらない場所・高さのある見晴らしの良い場所「設置する場所選び」は、以下のような手順で行いましょう。・家の中で愛猫がよく過ごしている場所を観察する・窓際や部屋の隅など、複数の候補地にベッドを置いてみる・愛猫がよく使う場所を見極め、そこに定位置を作る・上手く使ってくれたら大げさに褒める以下は、「設置する場所選び」の注意ポイントです。・愛猫のお気に入りの場所を優先して設置する・愛猫が落ち着けるように、周囲の物音や振動を減らす・季節ごとに日当たりや室温を確認し、置き場所を見直す・ぶつかると危険な家具は置かない、または安全な配置にしておく お手入れの方法 「お手入れの方法」も、快適なベッドを保つために欠かせません。お手入れとは清潔な状態を維持することですが、「お手入れの方法」は日々の簡単な習慣なので気軽に始めてみましょう。「お手入れの方法」には、以下のような方法があります。・洗濯=取り外し可能なカバーは定期的に洗濯機で洗う・乾燥=天日干しでしっかり乾かし、湿気やダニの発生を防ぐ・掃除=抜け毛やホコリを粘着ローラーや掃除機でこまめに取り除く以下は、「お手入れの方法」の注意ポイントです。・愛猫が飽きてしまわないように、たまに新しいカバーに変える・衛生面を保つため、汚れやすい季節はこまめに洗濯する・体を痛めないように、へたったクッションは早めに交換するいずれのお手入れでもお気に入りの匂いを残すよう工夫すると愛猫が使いやすくなりますが、洗いすぎには注意しましょう。 次は、猫が快適に過ごせる「ベッドの種類」を見ていきましょう。 ベッドの種類 暑い夏や寒い冬、季節が変わっても愛猫を快適に眠らせてあげたい!以下は、そんな飼い主さんと愛猫にお勧めのベッドの種類です。 ドーム型ベッド オープン型のベッドは猫の様子を観察しやすいスポットですが、警戒心の強い猫や寒い季節などは落ち着きにくいですよね。ドーム型ベッドなら多くの製品が周囲を囲む形なので、警戒心が強くても猫が安心して丸くなることができます。また寒い季節でも、ドーム型ベッドなら体温を逃がしにくいので、暖かく過ごすことができますよ。 もこもこクッションベッド 猫の快適なベッドの種類として、しっかりとくつろげるもこもこクッションベッドもお勧めです。近ごろは季節を問わず使えるだけでなく、洗濯機で丸洗いできる「オールシーズン対応クッションベッド」も増えてきました。クッションベッドではふわふわの素材によって体への負担が軽減されるので、関節トラブルのある猫やシニア猫の快適な睡眠に効果が期待できます。 安心して眠れる猫のベッド作り 季節の変わり目や環境の変化が続いて寝床が合わないと、愛猫の心身にさまざまな悪影響が起こりやすくなります。愛猫が落ち着いて眠れないときは、快適なベッド作りで睡眠の質やストレスを解消してあげましょう。愛猫が安心して眠れる環境を整えながら過ごすと、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!