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COLUMNコラム

CAT

POSTED on 2023.07.31

猫もダイエットが必要?肥満が原因で発生する健康上の危険とは

「うちの猫が少し太ってきたかも…」そんな心配を抱いている飼い主さんはいませんか?
人間だけでなく、猫などの動物も肥満による健康被害が深刻化しており、肥満防止に向けた取り組みの重要性が認知されはじめています。

そこで今回は、猫のダイエットに焦点をあて、肥満が原因となって発生する可能性のある健康上の危険について解説します。

肥満は人間だけでの問題ではありません。愛猫がこれからも健康に過ごしていけるよう、当記事を参考にダイエットをスタートしてみましょう!

うちの猫もダイエットが必要?簡単にできる肥満度チェック

猫の健康を考えるうえで適正体重を保つことはとても大切です。
そのため、まずはなぜ愛猫が肥満気味になってしまうのか、その原因を考える必要があります。

そこで、肥満になる原因と簡単にできる猫の肥満度チェック法を解説します。

猫が肥満になってしまう原因

猫が肥満になる原因として以下が考えられます。

【猫が肥満になる原因】

  • 食べ過ぎ
  • 運動不足
  • 避妊、去勢手術をしたあと
  • 投薬

人間もそうですが、食べ過ぎや運動不足は肥満の主な原因となります。
そのため、もし猫の肥満を心配している飼い主さんがいるようであれば、日々の給餌量が適切か、運動習慣が身に付いているかなど「生活習慣の改善」を図りましょう。

また、避妊・去勢手術や投薬の影響によって体重が増加するケースも多々あります。
避妊・去勢手術が原因であれば、やはり日々の給餌量を飼い主がコントロールしてあげることが大切です。

投薬による体重増加は厳密にいうと肥満ではなく薬の副作用によるものだと推測されます。
何らかの治療を受けている最中だと思いますので、体重の増加が気になる場合はかかりつけの獣医師に相談するとよいでしょう。

簡単にできる猫の肥満度チェック方法

猫の肥満度をチェックする方法として有効なのが、『BCS(ボディコンディションスコア)』と呼ばれる方法です。

BCSは猫の外見の状態と触ったときの感触から肥満度を計測する方法であり、BCS1(痩せ気味)~BCS5(肥満)までの全5段階(9段階で評価する方法もあり)で分類されます。
※BCS4またはBCS5に該当する場合、適正体重へ向けたダイエットが望ましいといわれています。

BCS1~BCS5までの特徴はつぎのとおりです。

【BCS1(痩せ気味)】
外見の状態:肋骨、腰椎、骨盤が容易に確認できる
感触:脂肪がない

【BCS2(やや痩せ気味)】
外見の状態:肋骨が容易に確認できる
感触:薄い脂肪が確認できる程度

【BCS3(理想体重)】
外見の状態:不要な脂肪がなくウエストが確認できる(肋骨は視認できない)
感触:触れると肋骨が確認できる

【BCS4(やや肥満気味)】
外見の状態:脂肪がやや多くウエストのくびれが顕著ではなくなる(肋骨は視認できない)
感触:脂肪に覆われており肋骨の触知が難しくなる

【BCS5(肥満)】
外見の状態:脂肪が多くウエストが確認できない(肋骨も視認できない)
感触:厚い脂肪に覆われており肋骨の触知がとても難しい

≪ワンポイントアドバイス≫
愛猫のダイエットに向けてBCSをより詳しく知りたいという方は、環境省が出しているパンフレット『飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために~』(ネットで閲覧可能)がありますので、ぜひチェックしてみてください。

肥満が猫にあたえる健康上の影響

肥満が猫にあたえる健康上の影響として考えられるのは以下のとおりです。このような健康被害が出るまでに愛猫のダイエットを考えてあげましょう。

【肥満による健康上の影響】

  • 肝疾患
  • 心疾患
  • 呼吸器疾患
  • 関節やじん帯の疾患 など

肥満から引き起こされる病気は数多くあり、その代表例としてよくあげられるのが「糖尿病」です。
糖尿病になると、初期症状として多飲多尿がみられるようになり、体重の減少がはじまります。
そこからさらに症状が進行すると、下痢や嘔吐、ふらつきなどのほか、合併症として白内障や自律神経障害、肝疾患などを引き起こします。

猫は犬と比べ糖尿病になりやすいとされており、主に10歳前後からは要注意です。肥満でなくても糖尿病になるケースはあります。
しかし、そのリスクを減らすという意味合いからも、ダイエットによる適正体重の維持は大切だといわれています。

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猫におすすめのダイエット方法は?

猫におすすめのダイエット方法をご紹介します。

食事の管理 

猫の年齢や状態にあわせた適切な量のエサを給餌し、食べ過ぎが起こらないようコントロールします。
ダイエットの基本は摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにすることです。キャットフード以外のおやつなどの間食についても管理を徹底してください。
低カロリーな減量用のキャットフードも販売されていますので、そちらの活用を検討してみるのもよいでしょう。

≪注意ポイント≫
猫はエサの変化に敏感なため新しいエサに口をつけないことがあります。
従来のフードに少しだけ混ぜてあたえ、徐々に割合を増やしていくようにするとよいでしょう。
減量用のキャットフードにもさまざまな種類がありますので、愛猫に適したものがわからないという場合は、かかりつけの動物病院で相談しましょう。

運動の時間を設ける 

猫は年齢とともに運動量が低下しています。
そのため、若いうちから運動の時間を設けるようにし、それを習慣として日々の生活に取り入れることが大切です。

しかし、集合住宅などの場合猫が自由に走り回るスペースを確保するのが難しいと思います。
そんなときはキャットタワーを設置し、上り下りを通して運動ができる環境を整えてあげましょう。

体重を定期的に量る

適正体重との差を把握するうえで定期的な体重測定はとても重要です。
可能であれば週に1回は測定するようにし、それをすべて記録として残しておきましょう。
目標体重を意識することは「愛猫のダイエットを成功させるぞ!」という飼い主さんのモチベーションにもつながるためおすすめです。

適切な体重を保ってあげよう

肥満はさまざまな病気の要因となる危険な状態です。

愛猫をみて「少し太ってきたかな」と感じるようであれば、適正体重へのダイエットを検討してあげましょう!

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