愛猫が取るあるある行動10選!猫がみせる不思議な仕草とは
猫と生活していると、ふいにさまざまな場面でみることができる猫のあるある行動。猫たちがみせる、かわいらしくも少し迷惑なあるある行動は、多くの飼い主さんを笑顔にしていると思います。
そこで今回は、猫好きがうなずくこと必見の「愛猫のあるある行動」を10個ご紹介します。
「うちの猫と同じだ!」「うちの子はこんなこともするぞ!」など、愛猫の姿を思い返しながら見てみてくださいね。
愛猫が取るあるある行動【飼い主と一緒に編】
愛猫が取るあるある行動のうち、飼い主と一緒にいるときにみられるものを5つご紹介します。
後ろからつきまとう(ストーカー行為)
飼い主が移動するたびに後ろからついてくる猫がいます。
飼い主の姿が見えなくなることで不安を感じているのかもしれませんが、トイレにまで付いてくるのは少し困ってしまいます。
猫のつきまとい行為は、甘えたがりな性格からくるケースもあるでしょう。
しかし、飼い主から離れることで過度なストレスを感じる分離不安症を患っていることも考えられます。
愛猫から少し離れただけで、過剰な叫び声をあげる、粗相をする、室内を荒らすなどの行為が確認できたら、かかりつけの獣医師に対応法を相談してみてください。
飼い主が集中しているときに邪魔をする
飼い主が仕事や家事などに集中しているところを邪魔するのも猫のあるある行動です。
SNSなどでもよくみられるパソコンのキーボードを占領する姿は、かわいらしくも少し邪魔に感じますよね。
猫がパソコンの上に寝転がるのは、「適度に暖かく快適だから」という説が有力です。
猫にとってパソコンの上は、快適に過ごせるだけでなく、大好きな飼い主さんを独占できる特別な場所なのでしょう。
体をこすりつけてくる
飼い主に向かって体をこすりつけるのも、猫が取るあるある行動です。
猫の体中には臭腺とよばれるフェロモンを分泌する器官が存在し、猫は飼い主に体をこすりつけることで、みずからのニオイ(フェロモン)をつけています。
猫はニオイで自身のナワバリを主張する動物なので、「ここ(飼い主のこと)も自分のナワバリだ」と、ほかの動物をけん制する狙いがあるようです。
飼い主の大事な物をバンバン落とす
飼い主が大事にしているフィギュアなどをバンバン床に落とすのも、猫が取るあるある行動です。
猫にとって、フィギュアなどが飾られている棚は通り道のひとつでしかありません。
そのため、通行に邪魔となるものをどかしているに過ぎないのです。
大切なものを愛猫に壊されたくない方は、猫の手が届かない場所へ保管するようにしましょう。
缶詰が開く音が聞こえると飛んでくる
猫は缶詰が開く音を聞くと、まるでロケットのような速度で近づいてきます。
ウェットタイプのフードが缶詰の形状をしていることが多いため、「缶詰が開いた=ご飯がもらえる」という勘違いからくる行動だと考えられます。
缶詰の切り口はとても鋭利ですので、猫が誤って舐めてしまわないよう注意してください。
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愛猫が取るあるある行動【一人で楽しむ編】
愛猫が取るあるある行動のなかで、猫が一人でおこなうものを5つご紹介します。
一心不乱に爪をとぐ
猫が単独でおこなうあるある行動として、爪とぎがあります。
猫は野生動物だったころの習性から、常に爪を鋭い状態にキープしようとします。
そのため、爪とぎによさそうな物や場所をみつけたら、一心不乱に爪をゴシゴシするようです。
ただし、あちこちで爪とぎをされると家中がボロボロになってしまいますので、愛猫の好みにあった爪とぎ器を準備してあげることが大切です。
毛づくろいで体中をピカピカにする
猫はみずからの体を毛づくろいすることで、体の汚れを取ってピカピカにします。
毛づくろいによって体を清潔に保ちつつ、外敵から自身のニオイを感知されないようにしているようです。
とはいえ、毛量の多い猫種の場合、毛づくろいが原因で体内に入った被毛から「毛玉症」を引き起こす恐れもあります。
そのため、日々のブラッシングによるケアがとても大切です。
部屋の一点を見つめ続ける
猫が部屋の一点を見つめ続けていると、「あそこに何かいるのかな…」と飼い主は心配になると思います。
猫は人間に比べ聴覚と嗅覚が優れているため、猫が部屋の一点を見つめている場合は、そこから人間には聞こえない音や感じることができないニオイが発せられている可能性があります。
そのほかにも、ただボーっとしているときも部屋の一点を見つめることがあるらしいので、愛猫の様子がおかしくなければ放っておいてもよいでしょう。
洗濯物の上で寝るのが好き
飼い主が脱ぎ捨てた洗濯物の上で寝るのが好きな猫も多いです。
恐らく、飼い主のニオイがついた衣服に包まれることで、安心感を抱いていると考えられます。
洗濯したばかりのフワフワな衣服にダイブするのが好きな猫もいるため、再度洗濯する羽目にならないよう注意しましょう。
深夜になるほど活発になる
猫は「薄明薄暮動物」であり、具体的には明け方や日没の直後などに行動を活発化させる動物です。
そのため、飼い主が寝静まった夜中~明け方にかけてが、猫が動き回るベストな時間となります。
「夜中になると愛猫が動き回ってバタバタうるさい」と感じる方もいると思いますが、動物としての習性などで多めにみてあげましょう。
ご自宅の愛猫ちゃんはいくつ当てはまりましたか?
自由気ままな猫たちの行動は、かわいらしくも少しだけ「今じゃない…」なんて思うことも。しかし、そんな愛猫の姿をみていると心が癒されるのもまた事実です。
みなさんの愛猫はどのようなあるある行動を持っているでしょうか?
ぜひこの機会に愛猫独自のあるある行動を探してみてくださいね。