うさぎの寿命はどれくらい?長生きする種類と短い種類について
うさぎの平均寿命は犬猫に比べて短いですが、近年ラビットフードや飼育環境の変化により、平均寿命を超えて生きている子もたくさんいます。
今回はうさぎの寿命について、長生きする種類や短い種類についても解説しています。
ぜひ参考にしてみて下さい!
うさぎの年齢を人間に換算すると?
上記はうさぎの年齢と人間の年齢です。
すべてのうさぎがこのとおりに歳を取るわけではありませんが、おおよその目安としてご覧ください。
うさぎは何歳から高齢期になるの?
うさぎは「7歳」から高齢期と呼ばれています。
9歳にもなると、おじいちゃんおばあちゃんです。
1日のほとんどは寝て過ごす子も増えてきて、中には病気かな?と心配になる飼い主さんがいるほど大人しくなるうさぎもいます。
うさぎの平均寿命について
家庭で飼育されているうさぎの平均寿命は10歳前後です。
一昔前までは、7~8歳と言われていましたが、フードや医療の発達により寿命がどんどん伸びてきています。
そして野うさぎの場合平均寿命は2~3歳と、かなり短いです。
これは、常に肉食動物に狙われているからです。
さらに他のうさぎと縄張り争いをしたときの傷が致命傷となり、亡くなってしまう場合もあります。
このように、野生のうさぎは過酷な環境の中を生きているので寿命が短い傾向にあります。
しかし、家庭で飼育されているうさぎには天敵に襲われる心配もなければ、ケガの恐れもありません。
飼育環境も常に清潔を保てるので、病気になるリスクも低いです。
長生きする・寿命が短いうさぎの種類について
うさぎは「この種類だから長生きする」ということはありません。
しかし、うさぎの特徴に合わせた生活環境を整えていなければ、早くに亡くなってしまう可能性もあります。
また、長生きするうさぎの種類と同様、種類によって寿命が異なることはありません。
しかし、例えばライオンヘッドのような長毛種のうさぎは、自分の毛を飲み込み消化器官に悪影響が出てしまったり、体温調節が苦手で病気をしたりもします。
このようにほかのうさぎに比べて、病気のリスクが大きいうさぎは寿命が短くなる可能性も考えられるのです。
■あわせて読みたい記事■
うさぎの食糞は辞めさせたらダメ!うんちを食べる理由とは?
うさぎの最長寿命について
ギネスにも登録されているうさぎの最長寿命は「16歳」。
人間の歳にすると約112歳のご長寿です!
この最長寿命を記録したうさぎは、アメリカのイリノイ州に住んでいた「ミック」くん。長生きの秘訣は、飼い主さんのこまめなケアはもちろん、飼育環境がしっかりと整っていたことが主な理由です。
うさぎに少しでも長生きしてもらうためには、飼い主さんの協力が必要不可欠なのです。
うさぎに長生きしてもらう方法とは?
少しでもうさぎに長生きしてもらいたいと思っている飼い主さんがほとんどかと思います。
そこで、以下のようなことに気をつけて生活をすることをおすすめします!
ストレスを与えない
うさぎだけではなく、動物はストレスを抱えると免疫力が下がり病気にかかりやすいです。
病気の中には、寿命に関係するものもありますし、発症したら治療ができないものもあります。
さらにうさぎを万全の体制で治療できる動物病院は、今のところ少ないのが現状。
うさぎにストレスを与えないような生活を心掛けて、適度な運動でストレス発散させるようにしましょう。
健康チェックを欠かさない
うさぎの健康チェックは、毎日の排泄物を確認します。
健康なおしっこの場合は、黄色く水に近いくらいサラサラとしています。
うんちは少し丸く、牧草が混じってコロコロとしています。
反対に不調のときのおしっこは、茶色っぽかったり血尿が出たりすることもあります。
そしてうんちは下痢っぽい、ペースト状になっていることもあります。
毎日健康的な排泄ができているか、飼い主さんがチェックしてあげることが大切です。
毎日コミュニティケーションをとる
「うさぎは寂しいと死んでしまう」という噂を聞いたことがありませんか?
これはただの噂で、実際に寂しくて死ぬようなことはありません。
しかし、寂しい思いをさせる=ストレスに繋がるのは事実。
結果ストレスが原因で病気になり、最悪の場合亡くなってしまうこともあるのです。
毎日コミュニケーションを取ることで、少しの変化にも気づけるようになり病気の早期発見にも繋がります。
愛情を持って日々接しることが大切です。
うさぎの寿命は飼い主さん次第
室内で飼育されているうさぎは、天敵がいなかったり、病気になっても治療を受けられるということもあり野うさぎに比べて寿命は伸びています。
近年ペット業界では、犬猫に次いで人気が出ているうさぎ。
正しい知識をもって飼育できるように、勉強してからお迎えしましょう!