うさぎはどれくらいの速さで走る?走るときはどんなとき?
普段おっとりしているうさぎですが、稀に家の中を走り回ることがあるかと思います。
走っている姿を見ると意外と速くて、びっくりしたことはありませんか?
うさぎが本気で走ったら、どれくらいのスピードが出るのでしょうか。
今回は、うさぎは走ったらどのくらいの速さが出るのか、そして走るときはどんなときなのかについてご紹介いたします!
うさぎは走ると70km以上出すことができる!
- チーター 115km
- ヌー 80km
- うさぎ(ジャックウサギ) 73km
- 猟犬 65km
上記は、動物が走ると出るスピードです。
うさぎの種類にもよりますが、本気を出して走ると70km以上出ることがあります。
他の動物とくらべても、上はいるものの早いことがわかりますね。
ただし、これほどの速度が出るのは瞬間的です。
うさぎは早く走ることはできますが、持久力はありません。
実際にうさぎがお家で走り回っていても、すぐに床に寝そべるように休息を取るかと思います。
これは、満足するまで走った証拠なので、うさぎが落ち着くまでそっとしてあげておいてくださいね。
うさぎは天敵から逃げるときに猛ダッシュする。
野うさぎが猛ダッシュをするときは、天敵から逃げるときです。
ですが、お家で飼育されるうさぎは基本的に天敵から逃げる必要はありませんよね。
実はお家で飼育されているうさぎが急に走り出したりするときは「嬉しいとき」や「テンションが高いとき」にダッシュするのです。
また、怖い思いをしたときなどにも走り出す事があります。
更にテンションが上がると、ジャンプをしながら体をひねったり、走りながらジャンプをしたりという姿を見せる事もあるのです。
明らかに怯えていない様子であれば、嬉しい・楽しいなどの気持ちを表していると考えて良いでしょう。
■あわせて読みたい記事■
うさぎに散歩は必要?うさんぽのメリットデメリット、注意点など
うさぎが走ったときに気をつけること
- うさぎにとって障害物となる物を置かない
- うさぎが走っているときは、じっと見守る
- マットを敷いてあげる
基本的に、お家の中はうさぎが走っても事故のないような環境に整えておく必要があります。
主に上記の3つがありますが、それぞれ詳しく説明していきますね!
うさぎにとって障害物となる物を置かない
うさぎが走っているときに、勢い余って障害物にぶつかってしまわないように、お部屋は常に片付けておきましょう。
特に家具の角などにはクッションを付けるなどして、ぶつかっても大怪我にならないように配慮してあげることが大切です。
うさぎが走っているときは、じっと見守る
うさぎをケージから出すときは、人間は動き回らずじっと見守ってあげると安心・安全です。
うさぎは予測がつかない動きをすることがあります。
特に、走っているときには素早く動き回るので、飼い主さんがうっかりうさぎを踏んでしまう恐れがあります。
そして、うさぎは骨が軽いため「ちょっと足が当たっただけ」「うっかり踏んでしまった」などで骨折してしまう恐れがあるのです。
このような事故を防ぐためにも、うさぎを部屋に放している間はそっと見守ってあげるようにしましょう。
マットを敷いてあげる
うさぎが走っているときに滑らないように、マットを敷いてあげて下さい。
うさぎの足の裏には、犬や肉球がありません。
足の裏は毛で覆われているのでフローリングでは滑りやすいのです。
うさぎが滑って転んでしまわないよう、滑り止めのカーペットやジョイントマットなどで対策をしてあげましょう。
ラビットランについて
うさぎが広い空間で自由に走り回ることができる「ラビットラン」は近年人気が出ていて、施設も増えてきています。
しかし、突然ラビットランへ連れて行くのは、うさぎにとって大きな負担となってしまう可能性があります。
まずはうさぎのお散歩「うさんぽ」の練習からはじめて、慣れてきた頃にラビットランへ出かけるようにしましょう。
うさんぽやラビットランなど、外へ連れ出すときには必ずノミ・ダニの予防も忘れないようにしてくださいね。
また、避妊についても考える必要があります。
ラビットランには、たくさんのうさぎが集まります。
予想外の妊娠を避けるためにも避妊・去勢を考えておきましょう。
(うさぎの交尾は短時間なので、ちょっと目を放した隙きに妊娠してしまう可能性もあります。)
避妊・去勢手術を考えていない場合は、オス・メスで分かれている施設に行くか、1羽ずつ遊ばせることができる貸し切りのラビットランを利用するようにしましょう。
うさぎは意外と早い!
人間の足ではとても追いつくことができませんし、猟犬ですらもうさぎを捕まえることができません。
また、野生のうさぎは「天敵から逃げる」ために猛ダッシュしますが、お家で飼育されているうさぎは「嬉しいとき」などに走り出します。
安全には十分注意して、楽しそうに走っている姿をそっと見守ってあげましょう!