愛犬は寒がり?暖房やヒーターは必要?寒さ対策と気をつけること
全身を被毛で覆われてるわんちゃんたちですが「本当は寒がりなんじゃないの?」と心配をしてしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は、犬の寒さの感じ方や、対策についてご紹介していきます。
ズバリ犬は寒がり!?
寒がりか、そうではないかは、犬の被毛の種類に関係しているとも言われています。被毛には、皮膚を守るための長い毛のオーバーコートと、その下に生える短くて柔らかいアンダーコートの2種類があり、この両方を持つ犬を『ダブルコート』、オーバーコートのみの犬を『シングルコート』と言います。
両方をもつダブルコートの犬は、寒い時期になるとアンダーコートの毛の量が増え、寒さに対応すると言われていますが、犬種や毛の量などによって様々。
特に、シングルコートの犬は、アンダーコートがないので寒さには弱い傾向があるようです。
まずは、愛犬の被毛の種類や、愛犬の様子をしっかり観察することが大切です。
寒いと感じている時のサイン
愛犬が寒いと感じている時の行動は、
- 小刻むに震える
- 小さく丸くなる
- 布団などに潜り込む
- じっとしている
- 水を飲む量が減る
などなど。
このような行動をしたら、室温の調整や、愛犬が冷たい床にいたり、窓際にベッドを置いていないかなどを確認してあげてください。
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すぐにできる寒さ対策は!?
【ケージの場所】
窓際やドアの近くを避け、人の行き来が気にならない静かな場所に置くのがポイント。また、寒さ対策だからとエアコンの風が直接あたる場所も避けましょう。
【壁や床からの冷気を防ぐ】
壁や床から寒さが伝わらないように、間に段ボールやマットを挟むといいでしょう。
【毛布などで防寒対策】
ケージやベッドに、毛布やブランケットなどを用意してあげましょう。
いつも愛犬が休んでいる場所にも用意してあげ、寒いと感じた時に愛犬自ら移動できるようにしてあげてください。また、犬用の服も有効な対処法です。
【水飲み場やトイレは暖かい場所に置く】
水飲み場やトイレが寒いと、寒いのを嫌がり、水飲みの回数が減ったり、トイレを我慢してしまう場合がありますので、寒い時期になったら置き場所を調整してあげてください。
【湯たんぽやペット用ヒーター】
ペット用ヒーターを、お気に入りの場所に置いてあげるのもおすすめですが、コードをかじってすまうなんてことも…。飼い主さんが近くにいる時に使用する方が良いかもしれませんね。
湯たんぽは、温度が上がらないこともあり、お留守番や飼い主さんが近くにいてあげられない時などに、安全でおすすめです。
注意すべき点として、愛犬自身が暑くなった時に、回避できるように自由に動けるスペースを確保することが大切です!
寒い時期の散歩は?
外の寒さや、雪の影響、凍った道などの障害はでてきますが、犬とっての散歩は運動のメリットだけではなく、肥満対策やストレス解消に大切なことです。
豪雪や嵐ではない限り、良い状況の時は散歩に行きましょう。
日が出て暖かくなった時間や、犬用の服、犬用のシューズなどを上手に使ってあげてください。
注意ポイント!
雪が多く積もる地域では、道に融雪剤がまかれることがあり、これは肉球などの炎症・皮膚トラブルの原因になる場合があります。また誤って食べてしまうと体の不調を起こす可能性もありますので、雪で濡れた足なども舐めさせないようにしてください。帰宅したら、しっかりぬるま湯で洗ってあげてくださいね!
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愛犬にあった防寒対策を
愛犬の被毛の種類や、年齢、体調に応じて、寒さ対策を行なってあげてください。エアコンや暖房器具を使う際は、必ず愛犬自らが回避できるスペースを作りましょう。
また、散歩に行くことは犬にとって大切なことですが、天候や状況、体調をよく観察し、無理のないように連れてってあげましょう。
ぜひ素敵な秋・冬の思い出をたくさん作ってくださいね!
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