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POSTED on 2022.08.02 / UPDATE on 2022.08.17

同居猫が亡くなって残された猫たちに起こった変化 /もちもちブラザーズコラム

こんにちは、11匹の猫と暮らすニャンスタグラマーのmochi_ryokoです。
実は、現在は11匹ではなく10匹の猫と暮らしています。
こちらのコラムでも何度か登場した「サスケ」が5月に不慮の事故で亡くなってしまいました。
四十九日を過ぎた今でも家族の心は癒えることなく、まだ涙に暮れる日々を過ごしています。

サスケが亡くなった時のことは、まだつらくて書くことはできません。
そんなペットロス状態の私ですが、実は同居していた猫たちにも変化がみられるようになりました。
猫も私たちと同じようにロスになっているのかもしれない、と思ったので今回は我が家に起こった変化についてお話ししていきたいと思います。

猫も同居猫の死がわかる?

そもそも猫は、家族の猫が死んでしまったことを理解しているのでしょうか?
病院の先生に聞いてみたところ、「死」は理解していなくとも、いなくなってしまったことはわかっているので、仲が良かった猫たちに影響があっても不思議ではない、とのことでした。
しかも、私たちのように、サスケの死とともに悲しみが押し寄せるわけではなく、生活していく上でいつのまにか仲間がいなくなったと実感していくのかもしれません。

一番仲が良かったモネに変化が

実はサスケと一番仲が良かったのは末っ子のモネでした。
いつもサスケの後ろをついて歩き、取っ組み合いをしかけたり、サスケが庭から帰ってくるのを玄関で待っていました。

コラムで紹介した通り、サスケは元々とても凶暴な猫で、我が家にきた頃は他の猫をいじめたり、人間に噛み付いたりと大変なことも多かったです。

■こちらの記事も読まれています■
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しかし、他の猫との関わりの中で猫界のルールを知り、お庭での散歩でストレスを発散することによって大きく改善したのです。
そして、モネが大きくなるにつれサスケと仲良くなり、さらにサスケは穏やかになりました。
亡くなる前には、攻撃性は一切ありませんでした。

サスケがいなくなった日から、モネは1日の大半を玄関で過ごしています。
玄関の出窓からサスケが遊んでいた庭をじっと眺めていたり、母が帰ってくると「サスケは?一緒じゃないの?」といったように大きな声で鳴きます。
サスケは散歩から帰ってくる時は必ず母と一緒に玄関から帰ってきていたので、モネもそれを覚えているのでしょう。
また、サスケの真似をするようにもなりました。
我が家は猫がキッチンにこれないように柵を設置しているのですが、母や私がキッチンにいる時、サスケはその柵の前でよく「あおーんあおーん」と鳴いていました。
今では、毎日モネが鳴いています。
そしてサスケがよくいた場所にモネもいるようになりました。
きっとモネはまだ家の中でサスケを探しているんでしょうね・・・

他の子たちに起こった変化

他の猫たちにも小さな変化が起こりました。
我が家の猫たちは普段、よもぎ・きなこ・おはぎ以外は、全員2階のリビングで過ごしています。
1階が好きなのはサスケとモネ、たまに降りてくるのがあずきとくるみ、といった感じで、老猫たちはほとんど階段を降りませんでした。
しかし、サスケがいなくなってから、老猫たちが1階にいることが多くなりました。
これにはみんな驚きました。
サスケが好きだった1階の部屋に入ってきて、そこでご飯を食べたりもしています。
その部屋に老猫がいるのを私は初めて見ました。
老猫たちはサスケと特に仲が良かったわけではありませんが、それでも仲間がいなくなった違和感や喪失感を感じているのかもしれません。

サスケがいなくなって四十九日が経ちますが、今までではありえなかったことが次々と起こっています。
そして、母のことが大好きで、サスケと奪い合いをしていたマメちゃんにも変化が起こりました。
ただでさえベタベタな猫なのですが、今ではそれに拍車がかかり母のそばを片時も離れません。
マメ自身もサスケがいなくなって不安な気持ちなのかもしれません。
そして、悲しみに暮れる母を慰めているのだと私は思います。

時が解決するのを待つしかない

ペットロスは、時が解決するのを待つしかないと言います。
サスケを失った心の傷は大きく、まだまだ立ち直ることはできません。
つい、サスケのことばかり考えてしまって、他の猫たちのことをちゃんとかまってあげられなかったりもします。
でも、猫にとっての仲間ロスも同じで、時間が解決するのを待つしかないそうです。
仲間を失って不安になっている子たちを安心させてあげるのも、私たち飼い主の責任なのかもしれません。
猫たちも私たちも、早く今まで通りの暮らしに戻りますように。

同じようにペットロスで苦しんでいる人や、仲間ロスの猫ちゃんが元気になりますように、という思いを込めてこのコラムを書きました。
暗い話になってしまいましたが、最後まで読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
サスケがかけてしまいましたが、私はこれからも11匹の猫と暮らすニャンスタグラマーを名乗っていきます♪

mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

<PROFILE>
2020年3月に東京から実家のある山口県へ3匹の猫「もちもちブラザーズ」こと、よもぎ♀・きなこ♂・おはぎ♂と共に移住。実家の先住猫7匹と「もちもちブラザーズ」合わせて10匹の猫との新生活を始める。さらにその後、2020年7月に自宅へ迷い込んできた子猫を保護し、現在は11匹の猫とドタバタ生活を送っている。Instagramは4万人以上のフォロワーがいる大人気ニャンスタグラマー。
Instagram:@mochi_ryoko

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