仲間?家族?猫は人間をどう思っているの?/もちもちブラザーズコラム
こんにちは、11匹の猫と暮らすニャンスタグラマーのmochi_ryokoです。
猫ちゃんって飼い主にとっては子供のようだったり、兄弟のようだったり、かけがえのない家族の一員ですよね。
では、そんな猫ちゃんたちは人間のことをどう思っているのでしょうか?
今回は猫からみた人間についてお話ししていきます。
猫にとって人間は親ではない!?
猫を飼っている人は、猫を自分の子供のように思って育てている場合が多いと思います。
現に私も、猫たちの前では「ママ」です。
また、家族で猫を飼っていて、パパやママがいる場合は、自分は「お姉ちゃん」だったり「お兄ちゃん」だったりもしますね。
生まれた時にすでに猫がいた場合は、猫がお姉ちゃんやお兄ちゃんになるのです。
しかし、そう思っているのは人間だけかもしれません!(ショック!)
イギリスの動物学者であるジョン・ブラットジョー博士の研究によると、猫は人間のことを「大きな敵意のない猫」だと思っているというのです!!
大きな敵意のない猫ですと…!?
人間は「大きな猫」
どうして猫は人間を「大きな猫」だと思っているかというと、猫は人間に対してと猫に対してとで行動が変わらないからだそうです。
猫とよく比較される犬は、人間に対する態度と犬に対する態度が全く違います。
犬の場合は、群れで生活する生き物なので、誰が一番偉いのかを判断していると言われています。
家族という群れのリーダーはお父さん、その次に偉いのがお母さん、そして自分、一番下は人間の子供・・・といったように順位付けをしているのです。
そのため、お父さんには服従するなど、人間の中でも態度が違いますよね。
また、犬同士の遊び方や甘え方と、人間に対する遊び方は全く違います。
しかし、猫はどうでしょう?
確かに猫は、尻尾をピンとたててスリスリしたり、グルーミングをしてあげるなど、猫に対する行動と人間に対する行動はさほど変わりません!
猫同士のコミュニケーションを、人間とも同じようにしています。
ということは、猫にとっては、人間も「猫」ということになりますね。
猫によって人間への態度が違うのは?
うちにはたくさんの猫がいますが、猫によってそれぞれ人間への態度は違います。
「ママ〜♡」と言ってそうな子もいますが、「おい、子分!メシはまだか?」と言った態度の猫もいます。
かと思えば、自分からは甘えてくるくせに、こちらが抱っこしようとすると逃げる子もいます。
しかし、結局はご飯をくれる人やトイレの掃除をしてくれる人に一番懐いている気がするのはどうでしょうか?
これは、猫が「家の中で誰が自分にとって役にたつか」を学習した結果なんだそうです!
「この大きな猫はエサを持ってきてくれる猫だ」と理解しているのですね。
猫は本当に賢い・・・
でも猫バカの私は、猫ちゃんに一番役にたつ存在だと思われていることが嬉しいですけどね(笑)
猫にとっては、誰が偉いとか偉くないとか、そういったことは関係なくみんな「友達」というくくりのようです。
もちママの個人的見解
よもぎ・きなこ・おはぎでいうと、きなことおはぎの私に対する態度は、確かに猫にするのと同じです。
特にきなこは、おはぎやよもぎにするのと全く同じように私にも甘えます。
そういう面では、きなこにとって私は「大きな猫」で「大好きな友達」なのかもしれませんね。
しかしよもぎはちょっと違います。
私のことを「ママ」でも「友達」でもなく、「自分の子供」のように思っているように感じるときがあります。
夏でも冬でも、よもぎは私が眠る時に私の胸の上に乗ってきます。
たまーに寒い日は布団に入ってくることがありますが、ほぼ私の上で寝るのです。
しかも目を開けると、必ずじっと私を見つめているのです。
私が寝坊して朝ごはんが遅れてしまっても、起こしたりすることはありません。
「しかたない子ね」と思って私を見下ろしているのでしょうか。
いつもそんなことを考えながら、朝目を覚ますもちママでした。
mochi_ryoko
出展:@mochi_ryoko
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<PROFILE>
2020年3月に東京から実家のある山口県へ3匹の猫「もちもちブラザーズ」こと、よもぎ♀・きなこ♂・おはぎ♂と共に移住。実家の先住猫7匹と「もちもちブラザーズ」合わせて10匹の猫との新生活を始める。さらにその後、2020年7月に自宅へ迷い込んできた子猫を保護し、現在は11匹の猫とドタバタ生活を送っている。Instagramは4万人以上のフォロワーがいる大人気ニャンスタグラマー。
Instagram:@mochi_ryoko
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