猫のやきもちサイン4つ。嫉妬されると嫌われる?
クールな印象がある猫ですが、猫を飼っている人の中では「ヤキモチを妬く可愛い面がある」と思っている方が多いようです。そこで今回は「猫が飼い主に対して嫉妬をする際の仕草を4つ」ご紹介していきます。
嫉妬をされすぎると思わぬ事態に繋がることもありますので、この記事を参考に愛猫にたくさんの愛を注いでくださいね。
猫はヤキモチを妬く動物?
猫はヤキモチ妬きで、嫉妬深い動物と言われています。
基本的に単独行動を好む猫ですが、毎日自分のお世話をしてくれる飼い主さんには特別な感情を抱いている場合が多いのです。
特に子猫の時から片時も離れずに暮らしている場合、「飼い主=母猫」のような存在と認識していることが多く、嫉妬をすることがあります。
猫の嫉妬の対象は、新入りの猫・赤ちゃん・飼い主が夢中になっているものや人など様々。
自分に注目が集まっていないと、機嫌を損ねてしまう猫ちゃんもいます。
猫の嫉妬サイン1:飼い主に向かって鳴く
猫は嫉妬の感情表情として、飼い主さんに向かって鳴くことがあります。
この際の鳴き声は、飼い主さんに何か伝えるかのように長めに「にゃーにゃー」と鳴くことが多いです。
「私はここにいるよ」「かまってよ」と自分の存在をアピールしているのです。
作業に夢中になっている時に猫が鳴いたら、嫉妬のサインかもしれません。
1度作業を行う手を止めて、猫にかまってあげると良いでしょう。
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猫の嫉妬サイン2:わざとイタズラをする
嫉妬をすると、わざとイタズラをする猫ちゃんもいます。
飼い主さんの注意を引こうと、わざと目立つようなことをするのです。
イタズラの種類は、猫によって異なります。
粗相をすることもあれば、物を落とすというようなことをすることも。
嫉妬のサインというだけではなく、「ただ暇だったから」という理由でイタズラをすることもあります。
この場合は体力が有り余っている可能性が高いので、おもちゃで遊ぶ・キャットタワーで遊ばせるなど軽い運動をさせてあげましょう。
猫の嫉妬サイン3:甘噛みをする
嫉妬の感情から飼い主さんを甘噛みすることもあります。
これは甘えたい欲求・かまって欲しい欲求が行動としてあらわされたもので、攻撃心から噛むのとは違います。
作業中や人と話している際に近づいてきてカプっと軽く甘噛みするようなことがあれば、怒るのではなく猫にかまう時間をつくってあげましょう。
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猫の嫉妬サイン4:飼い主の邪魔をしてくる
テレビを見ている時や新聞を読んでいる時、間にはいってきて邪魔をしてくる時は飼い主さんが夢中になっているものに嫉妬している可能性が高いです。
他にもパソコンで作業している最中に、突然キーボードに寝転ばれるなんていうこともあるよう。
1度作業は中断して、猫をなでてあげましょう。
猫の気が済んだら自分から別の場所に移動して、普段通り気ままに過ごしてくれるはずですよ。
言葉をしゃべることができない猫の気持ちに寄り添って、何を伝えたいのか行動をチェックしてあげましょう。
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猫がヤキモチを妬くと嫌われる?
飼い主さんにとって猫が嫉妬する姿やサインは非常に可愛らしいものですが、実は嫉妬をされすぎると飼い主さんに無関心になることがあるのです。
可愛いからといって嫉妬された状態で放っておくと、これまで築いてきた信頼関係が崩れてしまうこともあるので注意しましょう。
また、猫にとって嫉妬がストレスになることもあります。
嫉妬の感情を猫の中で押さえつける結果、
・問題行動を起こす(粗相や本気噛みなど)
・他の猫へ攻撃をする
・ストレスによる体調不良
・脱毛
・食欲不振
上記のような行動を起こしてしまうこともあります。
多頭飼いの場合、平等に愛情を注ぐことは難しいかもしれませんが、順番に愛猫の相手をしてあまり嫉妬をさせないようにしましょう。
新たに猫を迎える際には、先住猫を最優先にしてやきもちによるストレスをためないように注意してください。
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猫は嫉妬深い動物!
自由きままでクールな印象がある猫ですが、実は嫉妬深い動物なのです。
「猫はひとりが好きなはずだから放っておいても大丈夫」という誤った認識のまま猫と暮らしていると、飼い主さんも猫ちゃんもストレスになってしまう恐れがあります。
普段から愛猫の行動や仕草をチェックして、猫の気持ちに寄り添えるようにしてくださいね。
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