犬にイチゴをあげても大丈夫?与えるメリットや注意点。キシリトールは要注意?
ビタミンたっぷりな上ジューシーで甘くて美味しいイチゴですが、犬が食べていいのか・どれくらい与えて良いのか気になりますよね。そこで今回は、犬にイチゴを与えても大丈夫なのか?ということや与える際の注意点や適量もお伝えしていくので、イチゴを与える前にこの記事をご覧いただき参考にしてみてくださいね。
犬にイチゴを食べさせても大丈夫!
結論から言えば、犬はイチゴを食べても大丈夫です!
イチゴはビタミンCが豊富に含まれているフルーツですので、少量与える分には問題ありません。
ビタミンCは免疫力の向上・老化防止・コラーゲンの生成を行う働きがあり、人にとっても犬にとっても 健康を支えてくれる大事な栄養素です。
老犬になるとビタミンCを合成する能力が低下してきますので、補助的に与える分には良いでしょう。
しかしビタミンCの過剰摂取や水分量の多いイチゴをたくさん食べるのは、下痢や軟便を引き起こすこともあります。与えすぎには注意しましょう。
イチゴを食べさせる上での注意点
●ヘタは取っておく
イチゴのヘタは毒性があるわけではありませんが、硬くて飲み込みづらい上、消化に悪いです。ヘタは取り除いてから与えるようにしてください。
●加工品は与えないようにする
ジャムや苺味のヨーグルトなど加工されたものは、砂糖などの調味料を使用しているため与えないようにしてください。肥満の原因になります。
●1粒を切って与える
犬はあまり咀嚼せずに食べる習性があります。
そのためイチゴ1粒をあまり噛まずに丸飲みして喉につまらせる可能性があるので、小型犬や口の小さい犬は特に1粒を小さく切って与えるようにしましょう。
イチゴに限らず食べ物を口にすることで、アレルギー反応を見せる場合もあります。まずは少量から与えて、食べた後に嘔吐や下痢をしていないか様子を注意深く見てあげてくださいね。
●与えすぎないように気を付ける
犬は甘さを認識する味覚を持っているということもあり、イチゴが大好きなわんちゃんも多くいるでしょう。(筆者宅で飼っているチワワもイチゴが大好きです!)
でもどんなにおねだりされても、与えすぎには要注意!
前述したことと重複してしまいますが、食べすぎることによって下痢や軟便を引き起こす可能性がありますので与えすぎには注意してくださいね。
犬の体の大きさによって適量は異なりますが、中くらいのイチゴを2粒ほどまでに抑えておくことをおすすめします。
あくまでもドッグフードを主食として与えて、イチゴはおやつやご褒美として与えるようにしましょう。
イチゴに含まれるキシリトールには要注意?
「イチゴとキシリトールになんの関係があるの?」と思われるかもしれませんが、実はイチゴにはキシリトールが含まれているんです!
犬がキシリトールを摂取すると、インスリンという血糖値を下げるホルモンが大量に放出され、痙攣や昏睡状態に陥る可能性があります。
しかし、イチゴに含まれているキシリトールはガムや歯磨き粉に比べるとごくわずかなので、少量与える分には問題ありません。
とはいえ、大量に与えるても大丈夫ということではありませんので与えすぎには注意してくださいね。
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犬の健康を第一に考えて!
イチゴが大好きというわんちゃんも多いので、たくさんあげたくなる気持ちは分かりますが、愛犬の健康を考えて、与える量には注意しましょう。
イチゴ与えたあとには必ず嘔吐をしていないか、便の状態は正常かチェックしてあげてくださいね。
果物や野菜は必ずしも与えなくていけないものではありません。あくまでも補助食として与えるようにしてください。
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