犬がトイレトレーの上で寝る理由や心理。やめさせる方法はあるの?

愛犬がトイレトレーの上で寝ているのを見たことはありませんか?すやすやと寝ている姿は可愛らしいものですが、トイレの上で寝ているとおしっこの匂いや汚れが体についてしまって困りますよね。
そこで今回は、犬がトイレの上で寝る理由やトイレの上で寝るのをやめさせる方法などご紹介していきます。愛犬がトイレで寝ていることに困っている方は、ぜひこの記事を参考に対策してみてくださいね。
犬がトイレの上で寝る理由は?

●トイレの上が寝やすいため
トイレトレーに敷いてあるペットシーツの質感や感触が好きなため、トイレで寝るわんちゃんもいます。
他にも、自分の匂いがして安心するためトイレの上で寝る場合もあります。
●ベッドが快適ではないため
自分のベッドの寝心地が悪いと、ベッドから移動してトイレで寝ることがあります。ベッドの環境や室内環境を見直してあげましょう。
余談ですが、筆者宅で飼っている犬は暑い時期になるとトイレで寝ることがあり、部屋の空調を調節するといつも通りベッドで寝てくれます。
普通に過ごしていると忘れがちになりますが、犬と人間では温度や湿度の感じ方が違います。季節の変わり目は特にこのことを意識するとお互い快適に過ごせるでしょう。
●飼い主さんにかまってもらえると学習しているため
犬は学習能力が高くい動物です。
トイレで寝ている時にかまってもらえた経験があると、「またかまってもらえる!」と思ってトイレで寝ることがあります。
飼い主さんの気を引くためにかまってほしさからやっている行動と言えましょう。
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トイレで寝るのをやめさせる方法

●生活環境やトイレの状態を見直す
トイレで寝ている時は、部屋の温度や湿度は犬に適しているのかチェックしてあげましょう。
犬が快適に過ごせる温度は23℃前後、湿度は50%〜60%ほどと言われています。エアコンや加湿器を利用し、快適な環境をつくってあげましょう。
また、自分の匂いがして落ち着くという理由でトイレで寝るわんちゃんもいるので、トイレ掃除やペットシーツの交換はこまめに行うようにすると良いでしょう。
●犬にとって寝やすいベッドにしてあげる
犬はもともと穴蔵を寝床にしていた動物です。
そのため狭い場所や暗い場所を好むわんちゃんもいます。
ドーム型のベッドにしたり、体を包めるブランケットを用意すると、ベッドを気に入って寝てくれるかもしれません。
他にも夏はひんやりした素材のベッドにするなど、季節にあわせた環境づくりもおすすめです。
●トイレで寝ていても過剰にかまわないようにする
トイレで寝ていても、抱き上げたり声をかけるのはやめておきましょう。
反対に、ベッドに座っていたら褒めてあげると「ベッドにいると褒めてくれる!」と学習してくれるでしょう。
長い目で見守ってあげよう!

現在トイレの上で寝ているということは、何かしらの理由があります。原因や理由を把握して、わんちゃんの気持ちに寄り添ってあげましょう。
トイレで寝ることが習慣づいている場合、やめさせるのに時間がかかるかもしれませんが長い目で見守ってあげてくださいね。