トイレで寝る犬の理由は?トイレで寝るのをやめさせる3つの方法
愛犬がトイレトレーの上で寝ているのを見たことはありませんか?すやすやと寝る姿は可愛らしいものですが、トイレの上で寝るとおしっこの匂いや汚れが体についてしまって困りますよね。
そこで今回は、犬がトイレの上で寝る理由やトイレの上で寝るのをやめさせる方法などをご紹介していきます。愛犬がトイレで寝て困っている方は、この記事を参考に対策してみてくださいね。
犬がトイレの上で寝る理由は?
●トイレで寝る理由1:トイレの上が寝やすいため
トイレトレーに敷いてあるペットシーツの質感や感触が好きなため、トイレで寝るわんちゃんもいます。
他にも、自分の匂いがして安心するためトイレの上で寝る場合もあります。
●トイレで寝る理由2:室温が暑いため
室温が暑くてベッドの寝心地が悪いと、ベッドから移動してトイレで寝ることがあります。ベッドの環境や室内環境を見直してあげましょう。
筆者宅で飼っている犬は7月〜9月などの暑い時期になるとトイレで寝ることがあり、部屋の空調を調節するといつも通りベッドで寝てくれます。
普通に過ごしていると忘れがちになりますが、犬と人間では温度や湿度の感じ方が違います。
季節の変わり目は特にこのことを意識するとお互い快適に過ごせるでしょう。
●トイレで寝る理由3:かまってもらえると学習しているため
犬は学習能力が高い動物です。
トイレで寝ている時にかまってもらえた経験があると、「またかまってもらえる!」と思ってトイレで寝ることがあります。
飼い主さんの気を引くためにやっている行動と言えましょう。
●トイレで寝る理由4:トイレだと分かっていないため
これは子犬がトイレの上で寝る際に考えられる理由です。
月齢の浅い子犬の場合、トイレなのかベッドなのか分からないことがあります。
トイレトレーニングを重ねていくうちに、トイレとベッドの区別がつくようにな るので、根気強くしつけをしてあげましょう。
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犬にトイレで寝るのをやめさせる方法
●やめさせる方法1:生活環境やトイレの状態を見直す
トイレで寝ている時は、室温や湿度は犬に適しているのかチェックしてあげましょう。
犬が快適に過ごせる温度は23℃前後、湿度は50%〜60%ほどと言われています。エアコンや加湿器を利用し、快適な環境をつくってあげましょう。
また、自分の匂いがして落ち着くという理由でトイレで寝るわんちゃんもいるので、トイレ掃除やペットシーツの交換はこまめに行うようにすると良いでしょう。
●やめさせる方法2:犬にとって寝やすいベッドにしてあげる
犬はもともと穴蔵を寝床にしていた動物です。
そのため狭い場所や暗い場所を好むわんちゃんもいます。
ドーム型のベッドにしたり、体を包めるブランケットを用意すると、ベッドを気に入って寝てくれるかもしれません。
他にも夏はひんやりした素材のベッドにするなど、季節にあわせた環境づくりもおすすめです。
●やめさせる方法3:トイレで寝ていても過剰にかまわないようにする
トイレで寝ていても、抱き上げたり声をかけるのはやめておきましょう。
反対に、ベッドに座っていたら褒めてあげると「ベッドにいると褒めてくれる!」と学習してくれるでしょう。
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長い目で見守ってあげよう!
わんちゃんがトイレの上で寝るということは、何かしらの理由があります。原因や理由を把握して、わんちゃんの気持ちに寄り添ってあげましょう。
トイレで寝ることが習慣づいている場合、やめさせるのに時間がかかるかもしれませんが長い目で見守ってあげてくださいね。
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