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COLUMNコラム

CAT

POSTED on 2021.01.28 / UPDATE on 2021.02.01

猫の爪を切る必要は?嫌がる猫への爪切りのコツや頻度について

自分で爪を研ぐ猫ですが、猫の爪を切ることは必要なのでしょうか?今回はそんな爪切りの必要性や、爪切りが苦手で暴れてしまう猫ちゃんへの爪切りのコツなどをご紹介していきます。愛猫の爪切りでお悩みの方はぜひ記事を最後までご覧くださいね。

猫に爪切りは必要!

結論から言えば、猫の爪を切る必要はあります
猫の爪は本来、木に登ったり獲物を捕まえるために先端が鋭く尖っています。
この鋭い爪は外で暮らすには便利ですが、家の中で暮らす猫にとっては危険なこともあるんです。
例えば、カーテンに引っかかってしまい爪が折れてしまったり、飼い主さんを意図せず傷つけてしまったり…ですので、室内飼いの猫には、尖った爪の先端を切りそろえるために爪切りが必要なのです。

「爪研ぎをしているから、爪切りは必要ない」と思われる方もいらっしゃいますが、爪研ぎは古い爪の層を剥がして尖った新しい爪にするための行動。
室内で一緒に猫と生活するのであれば、猫も飼い主さんも気持ちよく暮らすために定期的に爪切りをしてあげましょう!

爪切りの頻度は?

爪が伸びる早さは生活環境により異なるため個体差がありますが、爪切りの頻度は月に1〜2回ほどが好ましいとされています。
あまり高頻度で行うと、爪切り嫌いの猫ちゃんにとってストレスになるので愛猫の様子や爪の状態を見て行うのが良いでしょう。

シニアになると爪研ぎをしなくなる猫もいますので、年齢にあわせて爪の状態をこまめにチェックしてあげましょう。
爪研ぎをしないと爪の古い層が剥がれずに太くなり、巻き爪に変形してしまいます。そうなると肉球に爪が刺さってしまい、肉球を傷つけてしまう恐れがあるため注意が必要です。

なぜ爪切りを嫌がるの?

噛む猫

●手足に触られるのが嫌だから

手足に触られることに慣れておらず、嫌がる猫もいます。
また「手に触る=爪を切られる」と記憶している場合もあります。
爪切りをする時以外にも普段から手足を触り、触れることに慣れさせておくと良いでしょう。

●「嫌なこと」と認識しているから

過去に爪切りで嫌な思いや痛い思いをした場合、その嫌な記憶から爪切りを嫌がることがあります。
これ以上トラウマにならないように、爪切りは優しく時間をかけないようにやってあげましょう。

爪切りをするコツや対策は?

寝転ぶ猫

●時間をかけずに少しずつ行う

1回の爪切りで全ての爪を切ろうとせず、少しずつ行ってあげましょう。
出来る限り嫌だと思う時間を減らして、爪切りによる猫へのストレスを減らしてあげてください。
飼い主さんも「1回の爪切りで1〜2本切ることができたら良し!」と思って、肩の力を抜いて行うと良いでしょう。

●おやつやおもちゃなどご褒美をあげる

「爪切り=嫌なこと」と思っている猫ちゃんもいますので、爪切りが終わったらご褒美としておもちゃで遊んだりおやつを与えたりしましょう。
「爪切りをしたらいいことがある!」と思わせると、次からの爪切りをスムーズに行うことが出来るでしょう。

●タオルや洗濯ネットを活用する

猫の体をタオルで優しく覆い、手足だけ出させて爪を切る方法です。
体を覆われることで落ち着く猫や、視界をタオルで塞ぐことで落ち着く猫など個体差がありますのでおうちの猫ちゃんにあった方法を試してみましょう!

タオルの他には、大きめの洗濯ネットに猫を入れて、爪を切る方法もあります。狭い場所が好きな猫の習性を利用する方法です。
洗濯ネットの中にいれたら、爪だけネットの外に出して爪を切りましょう。

慣れるまでは苦戦するかもしれませんが、飼い主さんも猫ちゃんも練習をして爪切りをマスター出来るようにしましょう。
暴れてしまうとタオルの繊維や洗濯ネットの網目が爪に引っかかってしまうことがあります。注意しながら行ってあげてください。

●リラックスしている時に行う

遊んでいる最中など興奮している時ではなく、眠そうな時やリラックスしている時に行うと上手くいく場合があります。
猫の様子を伺って、爪切りのタイミングを見極めましょう。
嫌がったら1度中断して、間をあけて行うのもおすすめです。

どうしても暴れてしまう場合は?

獣医師に爪切りされる猫

どうしても暴れて切れない場合は、動物病院やトリミングサロンにお願いするのも一つの方法です。
500円〜1,000円ほどでやってくれるところもありますので、近くの動物病院やトリミングサロンをチェックしてみましょう。

プロにやってもらうことで、爪の切りすぎによる出血を防げるというメリットもあります。家以外の場所にいくと大人しくなる猫ちゃんもいますので、猫も人もストレスなく爪切りが出来る場合もありますよ。

猫も頑張っている!

猫の爪を切るのは飼い主さんにとって大変で、上手く切れないことから時にストレスを感じることもあるかもしれません。けれど、「猫も同じように頑張っている」んだと思って、少しずつでも爪が切れたら褒めてあげましょう。
猫と一緒に暮らす上で爪切りは大切なもの。定期的にケアをしてあげて、楽しく過ごしてくださいね。

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