猫が体調不良の時に行う5つの仕草。元気がないのは病気のサイン?
愛猫に対して「健康で長生きして欲しい」と思うものですよね。 しかし、そのために重要になる体調不良のサインをいくつ知っているでしょうか?
今回は「猫の体調不良サイン」をご紹介していきます。
猫は人間のように言葉で感情を表すことが出来ないからこそ、 飼い主さんが些細な変化にも気づき、健康管理をしましょう!少しでも調子が悪いと感じた場合は、いつも以上に様子を注意深く見て対応してあげましょう。
猫は体調不良を隠す動物?
猫に限らず野生で暮らしていた動物は、自身の不調を隠す習性を持っています。
これは「外敵に弱った姿を見せたら、襲われる」と分かっているからこその習性と言われています。
そのため家庭で人と同じ空間で暮らしている今もその習性が残り、不調を隠す傾向があるそうです。
とはいえ、普段から様子をチェックしていれば不調のサインは分かるはず!
それでは早速、具合が悪い時に行う仕草をチェックしていきましょう。
猫の体調不良サイン1:食欲がない
人間と同じように、不調時は食欲が低下します。
病気の可能性のほか、生活の中で何かしらのストレスがかかっていることも発見出来ますので、食事の状態をチェックしてあげることは大切です。
また極端に過食をしている、水を飲み過ぎている場合も要注意。
いつもと食事の様子が違っており、その状態が続くようであれば、かかりつけの獣医さんに相談してみましょう。
■こちらの記事も読まれています■
猫がエサを食べなくなった!食欲不振は不調のサイン?食べない原因と食べさせる方法
猫の体調不良サイン2:遊びたがらない
「普段はおもちゃに反応するのに遊ばない」ということが続けば、不調の可能性があります。
ただ、猫は基本的に自由きままな性格。
遊ぶ気分じゃないということもありますので「遊ばない=不調」というわけではありませんが、元気がなさそうであれば具合が悪いのかもしれません。
その反対にいつもよりも異常に激しく動いている場合、興奮状態にあることも…。
体に痛みを抱えて痛がっているのかもしれませんので、どちらにせよ猫の変化には敏感に気づき、寄り添えるようにしましょう。
猫の体調不良サイン3:排泄物に変化があった
排泄物は健康状態を知る大きなヒントになります。
便秘・軟便・下痢など普段と違うことがあれば、調子が悪いのかもしれません。
消化不良による下痢やアレルギー、また感染によって起こる下痢もあります。
毎日排泄物はチェックして、健康を管理してあげましょう。
また猫は水を飲む量が少ないため、膀胱炎にかかりやすい動物です。
水分摂取量とおしっこの回数や量を見てあげて、問題ないかチェックしましょう。
おしっこをしていないと気付いたらかかりつけの病院で相談してみてください。
膀胱炎が悪化すると、排尿痛や腎不全を起こすこともあります。
猫ちゃんに痛い思いをさせないためにも、日頃からチェックすることが大切です。
■こちらの記事も読まれています■
猫の脱水に要注意!飼い主でもできる脱水症状チェック方法
猫の体調不良サイン4:見た目に変化があった
●被毛のツヤがなくなった
●被毛が一部薄くなっている
●痩せた/太った
●大量の目やにがついている
など見た目に変化があった場合は要注意です。
ストレスによる体調不良や、病気のサインである可能性があります。
ただ、老猫になるにつれて被毛にツヤがなくなるのはよくあること。
もしも急激に変化があった場合、獣医さんの判断を仰いでみてください。
■こちらの記事も読まれています■
猫の肉球が冷たいのは要注意?冷たい時にチェックしたい症状や病気の可能性
猫の体調不良サイン5:ぐったりとしている
元気がない・寝てばかりいる・動かないという時も、体調不良のサインかもしれません。
好きなおもちゃやおやつをあげても全く反応を示さない場合、怪我や体調不良の可能性があります。
呼吸・食事・排泄物の状態のチェック、また体を触って嫌がる部分や腫れている部分はないかチェックしてあげましょう。
■こちらの記事も読まれています■
猫の鼻水が治らないのは病気?鼻水が出る4つの理由と治し方
愛猫の健康を守ってあげよう
今回は体調不良のサインを5つご紹介しましたが、「いつもと違う」と気づくことがあればその後の愛猫の様子を観察して、適切な対処をしてあげてください。
インターネット上にある情報が全て愛猫に当てはまるわけではないので、動物病院で定期的に診てもらうことも大切です。
そして何より大切なのは、飼い主さんが「普段の愛猫の状態を知っておくこと」です。
もしも普段から猫の様子を見ていなければ、些細な変化にも気づくことはできません。
猫を家族として迎えたのなら、日頃から猫の様子をチェックしてコミュニケーションをとってあげてくださいね。
大切な家族の一員である愛猫にずっと健康でいてもらうためにも、健康管理はしっかりとしてあげましょう!
◆Instagram:@levees.tokyo でもご紹介しています◆