猫と一緒に暮らしていると心配になるのが猫の体調ですよね。でもそもそも猫も人間と同じように風邪をひくのでしょうか？今回はそんな疑問を解消していきます。
猫風邪の症状もあわせて五條会していきますので、飼い主として猫の体調不良を見極めて適切に対処出来るようにしてあげましょう。

猫は風邪をひくの？

結論から言えば、猫も風邪をひきます。
猫の風邪はウイルスの感染症が多いそうです。ただ、潜在的に体に残るウイルスもあるそうで、症状が長く出ていなくても免疫力が落ちたりストレスが原因で風邪の症状がでてくることがあります。

軽度の場合は自然治癒で治ることもありますが、食欲不振などの風邪の症状が続く中で放置をすると重症化することがあります。飼い主として適切な処置をしてあげましょう。
特に子猫や老猫の場合、免疫力が低く風邪をひきやすいので注意してください。

猫風邪の症状について

風邪の症状として、
●食欲不振
●くしゃみ
●鼻水
●発熱
●結膜炎
などがあらわれることがあります。
いつもと様子が違うと感じた時には、上記の症状がないか見守りましょう。

また、風邪をひくと目やにが増えることがあります。
目が開けられないほど目やにがひどい場合は要注意です。

食欲不振のまま放っておくと、栄養不足や脱水症状で悪化する可能性もあります。
少しでも変わったことがあれば、動物病院で診てもらいましょう。

鼻水やくしゃみがひどい場合、風邪ではなく他の病気の可能性もあります。
痛みや体のだるさを訴えることのできない猫だからこそ、「気にしすぎ」くらいにしてあげましょう。

市販薬はある？

猫の風邪に効く市販薬はありません。
発熱や鼻水などの症状があっても、人用の風邪薬は絶対にあげないでください。
必ず処方された薬を用法用量守って投与してあげましょう。

鼻水や目やにがひどい場合は、柔らかいガーゼを湿らせて拭き取ってあげてください。強く拭くと嫌がりますので、優しく触れてあげてください。

愛猫の健康を守ろう！

猫の健康管理ができるのは飼い主さんだけです。
健康状態や食事の様子は常にチェックをしてあげてくださいね。
また猫の目やにがついた手で自身の目に触ると結膜炎になることもあります。
家で飼っている猫だとしても、触った後にはこまめに手洗いをしておくのがおすすめです。
多頭飼いの場合、風邪っぽい猫がいたら他の猫とは離しましょう。
風邪の症状が他の猫にまで広がってしまう恐れがあります。