猫にシャンプーは必要?おうちシャンプーの注意点を解説
猫を飼っている人にとって悩ましい問題の一つ。それがお風呂問題。犬はトリミングサロンでシャンプーやカットをしたり、自宅でもシャンプーをする飼い主さんが多いですよね。
でも、猫はどうでしょう?そもそも、水が嫌いというイメージがある猫。無理にシャンプーするのは可哀想?体を洗う必要性はあるの?シャンプーするにはどうすればいいの?など。「猫」と「シャンプー」について解説していきます!
お風呂に入れる必要性
結論からいうと、猫をシャンプーする必要性はあまりありません。
猫は基本的に自ら全身をグルーミングし、清潔な状態を保っているからです。
ですので、日頃からブラッシングなどの被毛のケアをしてあげていればシャンプーはしなくても大丈夫!
ただ、猫の舌が届かない範囲には、汚れや皮脂がたまる可能性があります。
匂いなどが気になったら、猫の様子を見た上でシャンプーをしてあげると快適に過ごせるでしょう。
シャンプーをする頻度
猫によって個体差があり、水が得意かどうかも違いますので一概に「このペースで」とは言えません。
ただ、週に1回など早いペースでシャンプーするのは避けましょう。
シャンプーのしすぎで皮膚トラブルを招くこともあり、水に触れる不快感からストレスを抱えてしまうこともありますからね。
シャンプーをする際の注意点
・体調のチェック
猫をシャンプーする時には、まず猫の体調を考えてあげましょう。
食事の状態、排泄物の状態など、もしも少しでも変わったことがあれば、シャンプーを控えてください。
・猫用のシャンプーを使用
人間が使うものだと成分が強すぎて、皮膚が荒れてしまうことがあります必ず猫用のシャンプーを使用しましょう。
動物病院やペットショップ、ネットでも手に入ります。
・無理に水をかけない
猫は水嫌いな子が多いです。
徐々に水に慣らせて、いきなりシャワーをかけるのはやめましょう。無理矢理やると猫にストレスが溜まってしまいますし、水から逃げることで暴れて、飼い主さんも大変です。
・しっかり洗い流す
もしシャンプー剤が残っていたら、グルーミング時に口にすることになります。
体を洗ってあげたら、念入りに洗い流してください。
・ドライヤーで乾かす
猫の毛は非常に乾きにくく、自然乾燥はNGです。
ドライヤーを使って手早く乾かしてあげましょう。
ドライヤーからは程良い距離をあけて、やけどをさせないよう注意。ブラッシングしながら当てると早く乾きます。
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水嫌いな猫のことを考えて
どうしても水を嫌がったらシャワーを中断するか、ドライシャンプーを使用して体を拭いてあげましょう。
トリミングサロンでやってもらうのも、一つの手です。
猫ちゃんも飼い主さんも心地よく暮らすために、愛猫の様子を考えた上で、シャンプーをしてくださいね!