猫は水が苦手?得意?その真相と理由を徹底解説!
猫は水が苦手、というイメージがなんとなくありますが、SNSなどでは猫が喜んでお風呂に入る映像を目にすることがあります。実際のところどうなのか?今回は「猫は水が苦手なのか?」その理由についても一気にご紹介していければと思います!
猫は水が苦手?得意?
猫は本来、水を嫌う動物のよう。そのため水嫌いな猫が多いそうです。
ただ、実際には個体差があり、気にせず水浴びをする猫も…!
比較的好奇心が旺盛で、水が大丈夫な種類もいるそうですよ。
ベンガルヤマネコの模様を持つ「ベンガル」という猫種や、水に親しみを持っていると言われる「メインクーン」という猫種など、水が得意な場合が多いとのこと。
人間と同じように泳ぐのが好きで水が「得意な子」もいれば、水に濡れるの自体が「嫌いな子」もいるということですね。
水が苦手な理由
個体差があるのならなぜ、「猫は水嫌い」というイメージがあるのでしょうか。
その理由は、猫の先祖が鍵となっているのかもしれません。
猫の先祖は、リビアヤマネコという種。砂漠地方に住んでいたため、そもそも水を浴びる習性がありませんでした。また、リビアヤマネコの被毛は油分が多く、一度濡れたらなかなか乾きません。
ですので、寒暖差が大きい砂漠地帯では、濡れたまま夜を過ごすと体温を奪われて死んでしまう可能性がありました。
その危機感が残っていて、猫は水が嫌いな子が多いと言われているのです!
十人十色ならぬ、十猫十色!
お風呂場に近づくだけでも嫌がる猫もいれば、自ら水のある場所へ行く子もいるほど、猫によって水の好き嫌いは異なります。またどんなに水が大丈夫でも、体を洗われるのだけは苦手という猫もいるそうで、気ままな猫らしいなとほっこりしました。
みなさんのおうちの猫ちゃんはいかがでしょう?それぞれの好き嫌いに合わせて、お風呂の入れ方など考えてみてもいいかもしれません。