犬や猫にとって静電気は痛い?静電気が起こる理由や防止方法

空気が乾燥している時、大好きな犬や猫に触ろうとしたらバチッ!と静電気が起きてしまう経験はありますか?犬や猫の体は毛で覆われており、いわばセーターなどと同じ状態。静電気を溜めやすければ、影響も大きいのでは…と心配されるでしょう。今回は静電気がペットに与える影響や、原因や対処法まで、犬や猫などのペットの静電気についてご紹介していきます。
静電気が起こる原因

これはズバリ、空気の乾燥が原因となります。
カーペットや毛布などでペットの被毛に摩擦が起こると、帯電して静電気が起きるのです。また、被毛が短い犬猫に比べると、体毛が長いロングコートの種類の犬猫ですと帯電しやすいもの。
被毛が長めの犬や猫を飼っている方はより一層空気の乾燥に気をつけてあげると良いでしょう!
体への影響は…?

多少の静電気であれば、気づかない場合もありますが、私たちが「痛い!」となるのと同じように、静電気が起こればペットの体にも痛みが走ります。
ただ、突然静電気が起きても何のことだか把握できず、「叩かれた…?」と思ってしまうこともあり、ストレスが溜まってしまうこともあります。
出来る限り静電気が起きないようにケアをしてあげるといいでしょう。
静電気への対処法

・家の中の湿度を保つ
これが最も手軽な方法かと思います。
空気の乾燥によって静電気が起きるのですから、その根源を解消してあげて、静電気を防ぎましょう。
・シャンプーの後にリンスをする
自宅で犬猫をシャンプーしてあげる時、意外とリンスまではしない人が多いもの。
被毛をさらさらにするだけではなく、毛の中の水分を保ち、摩擦が起きても帯電しにくくなります。
リンスやローションなどで保湿してあげてください。
・ブラッシングスプレーを使用する
こちらも保湿のために、ブラッシングする際にはスプレーを。
シャンプーなどは準備など時間がかかりますが、スプレーは日常的にやってあげられるので、ぜひお試しくださいね。
静電気を起こさず、ストレスフリーに過ごしましょう

飼い主さんだけではなく、ペットにも痛い思いをさせてしまう静電気。予防する方法はたくさんあるので、実践してみてください。
部屋を加湿するほかにも、ハンドクリームで手を保湿するだけでも静電気は防げます。
乾燥する時期でも、大切なペットとのスキンシップを大切に、あたたかい時間を一緒に過ごしましょう。