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POSTED on 2024.12.31

2024年人気犬種ランキングをご紹介!みんなに選ばれる理由

世界には見た目や性質など多種多様な犬種があり、その数は700を超えるのだとか。

数ある犬種の中で、日本での登録頭数が上位にランクインしているのはどの犬種なのでしょうか。

ゆるぎない人気を誇る犬種には選ばれる理由がありますが、それぞれの特徴を理解して最適なパートナーを迎えたいですね。

そこで今回は、2024年に発表された「ジャパンケネルクラブ(JKC)」の「犬種別犬籍登録頭数」でTOP10にランクインしている犬についてご紹介します。

2024年人気犬種ランキングTOP10

犬を家族に迎える際には人気犬種ランキングが気になりますよね。

近年ゆるぎない人気の「あの犬種」が選ばれているのには、どんな理由があるのでしょうか。

今回ご紹介する「人気犬種ランキングTOP10」は、「ジャパンケネルクラブ(JKC)」の「犬種別犬籍登録頭数」によるもの。

「ジャパンケネルクラブ」は国内の純血種の犬種の登録事業を毎年行っており、以下は2024年に発表されたものです。

では、人気犬種ランキングTOP10と「選ばれる理由」について見ていきましょう。

1位 トイプードル

人気犬種ランキングのトップに君臨するのは、やはり「トイプードル」。

JKCの発表では「プードル」名ですが、「トイプードル」だけでも登録数は77,908頭で、2位に圧倒的な差をつけています。

トイプードルがみんなに選ばれる理由はいくつもありますが、その代表的なものはぬいぐるみのような愛らしい容姿でしょう。

またトイプードルは活発で従順で賢く、抜け毛も少ないなど理想的な家庭犬といえます。

トイプードルは初心者にも飼いやすいとされていますが、しっかりとしつけをしないとワガママになるため注意しましょう。

2位 チワワ

2位のチワワも、20年以上ランキングのTOP3に入り続けている人気犬種です。

チワワがみんなに選ばれる理由は、小さく華奢な体にウルウルしたつぶらな瞳、といった愛くるしさの持ち主だからでしょう。

またチワワは甘えん坊で繊細ですが、マイペースで留守番も苦にならない個体が多いため、初心者でも飼いやすいとされています。

チワワは気が強くプライドが高いため、しつけはおだてながら根気よく行いましょう。

3位 ミニチュアダックスフンド

人気犬種ランキングの3位は、上位の常連である「ミニチュアダックスフンド」。

ミニチュアダックスフンドが選ばれる理由は、気品あふれる美しい顔に胴長短足といった、絶妙なバランスが人を惹きつけるからでしょう。

またミニチュアダックスフンドは、明るく活動的で賢く、状況判断能力にも優れています。

ミニチュアダックスフンドは警戒心が強く吠えやすいため、子犬のころから無駄吠えしないようにしつけをしっかり行いましょう。

4位 ポメラニアン

4位の「ポメラニアン」は、10年以上TOP5に入り続けている安定の人気犬種。

ポメラニアンが選ばれるのは、フワフワで美しい被毛の、ぬいぐるみのようにかわいらしい容姿が理由に挙げられるでしょう。

またポメラニアンは性格も陽気で活発、愛嬌たっぷりでサービス精神も旺盛です。

ポメラニアンは警戒心が強く攻撃的な面もあるのでしつけも大切ですが、華奢で骨折しやすいので注意しましょう。

5位 ミニチュアシュナウザー

5位のミニチュアシュナウザーも人気犬種の常連です。

ミニチュアシュナウザーが選ばれる理由のひとつには、長いヒゲと眉毛の愛嬌たっぷりな顔立ちと、気品ある立ち姿の魅力が挙げられるでしょう。

またミニチュアシュナウザーは活発で賢く、信頼する家族には従順なので理想的な家庭犬になってくれます。

ミニチュアシュナウザーは気の強い面があるため、無駄吠えや攻撃的になるなどの問題行動を起こさないようにしっかりしつけを行いましょう。

6位 フレンチブルドッグ

人気犬種の6位は、この20年で着実に順位を上げている「フレンチブルドッグ」。

フレンチブルドッグが選ばれている理由のひとつは、むっちりした体にぺちゃ鼻といった愛嬌のあるキュートな魅力でしょう。

またフレンチブルドッグは明るく温厚で社交的であり、聡明で好奇心も旺盛です。

フレンチブルドッグは呼吸器系の病気にかかりやすく、とくに暑さを苦手とします。

またアゴの力が強いため攻撃的に人を噛むと危険なので、しっかりしたしつけが必要です。

7位 マルチーズ

7位のマルチーズも、長年ランキングの10位前後をキープする人気犬種です。

マルチーズが選ばれる理由は、ふわふわの小さなぬいぐるみのようで、シニア犬でも見た目が子犬のように愛らしいことも挙げられるでしょう。

マルチーズは頭が良く、甘えん坊で抱っこされるのが大好きなので初心者でも飼いやすい犬種です。

マルチーズは長時間の留守番は苦手なので、常に人が家にいる環境で飼うことをお勧めします。

8位 ヨークシャーテリア

8位は、長年TOP10にランクインし続けている「ヨークシャーテリア」。

ヨークシャーテリアは絹のような美しい被毛の持ち主なので、小さいながらも身にまとうゴージャスな雰囲気も選ばれる理由のひとつでしょう。

ヨークシャーテリアは陽気で活発ですが、飼い主さん以外には心を開きにくい一面も。

そのため甘やかしすぎると、無駄吠えなどの問題行動が多くなるので根気よくしつけを行いましょう。

9位 シーズー

9位のシーズーも、この10数年TOP10に入っている人気犬種。

シーズーが選ばれるのは、愛嬌たっぷりの丸い顔や大きな瞳、豊かな被毛やコロコロした体の愛らしさが理由に挙げられるでしょう。

シーズーは明るく温厚で遊び好きで、頭も良いので初心者にも飼いやすい犬種です。

シーズーは頑固でマイペースな面もあるため、しつけは子犬のころから根気よく行いましょう。

10位 ゴールデン・レトリーバー

10位は、大型犬としてTOP10入りする唯一の犬種の「ゴールデン・レトリーバー」。

ゴールデン・レトリーバーが選ばれる理由は、金色に輝く被毛の美しさや存在感、豊かな表情などが挙げられるでしょう。

またゴールデン・レトリーバーは愛情深く社交的で賢いため、飼いやすいとされています。

ただし大きさゆえ、問題行動を起こすと人が制御できないこともあるので、しっかりしつけることが大切です。

ライフスタイルに合った犬種を選ぼう

今回はTOP10のみのご紹介でしたが、人気犬種にはやはり選ばれる理由があります。

また近ごろは、異なる人気犬種同士を組み合わせた「MIX犬」の人気も高まってきました。

しかし同じ犬種でも性格などは個体差があるので、それぞれに個性があることを理解してライフスタイルに合った愛犬を選びましょう。

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2025.04.17

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2025.04.16

犬と猫の多種飼い

暑い夏や悪天候が続く季節は散歩やお出かけが減り、犬と猫の多種飼いの家庭では特に室内の環境管理が難しくなりがち。 犬と猫が同居する環境では「縄張り意識の衝突」「運動量の違いによるストレス」など、種の違いによる問題が発生することも。 屋外活動ができない時期は、犬と猫それぞれの特性を理解し、共存できる室内環境を整えてあげましょう。 そこで今回は、「犬と猫の多種飼いで起こりやすい問題」や、「犬と猫が仲良く暮らすための環境づくり」「多種飼い向けの室内アクティビティ」についてご紹介します。 犬と猫の多種飼いで起こりやすい問題 犬と猫はそれぞれ異なる習性を持ち、コミュニケーション方法や生活リズムも違います。 だからといって単に別々の空間で過ごさせるだけでは、本来のペットとの暮らしを楽しめませんよね。 犬と猫の多種飼いでは、種の違いからさまざまな問題が発生する可能性があります。 犬と猫の多種飼いで起こりやすい問題とは、以下のようなものです。 縄張り争いが起こる運動量の差からストレスが生じる食事の時間や食べ物の管理が難しくなる犬が猫を追いかけ回して猫が精神的に不安定になる猫のトイレや爪とぎなどを犬が荒らしてしまう異なるワクチンや健康管理が必要になり負担が増える 飼い主さんは犬と猫それぞれの特性を理解し、両方が快適に過ごせる環境を整えましょう。 次は、「犬と猫が仲良く暮らすための環境づくり」を見ていきましょう。 犬と猫が仲良く暮らすための環境づくり 犬と猫には、それぞれの特性を尊重しながらも共存できる空間を作ってあげたいですよね。 以下のような工夫で、犬と猫が仲良く暮らせる環境を整えましょう。 高低差のある空間づくり 「高低差のある空間づくり」は、犬と猫の共存に役立つ環境整備です。 猫は高い場所を好み、危険を感じた時に逃げ込める場所が必要なので、「高低差のある空間づくり」は猫のストレス軽減に最適です。 「高低差のある空間づくり」は、キャットタワーや棚などを設置するだけ。 このときに使用する設備は、「高低差のある空間づくり」に適した、安全性の高いものを選んでください。 「高低差のある空間づくり」は、以下のような手順で行いましょう。 猫が自由に上り下りできるキャットタワーを設置する犬が届かない高さに猫専用の休憩スペースを作る猫が安心して移動できるように、家具の配置を工夫する猫が落ち着ける高所からでも飼い主さんや犬の様子が見えるようにする 以下は、「高低差のある空間づくり」の注意ポイントです。キャットタワーは十分な安定性があるものを選ぶ猫が登れる場所に危険なものを置かない犬がジャンプして猫を追いかけることができないか確認する 個別のスペース確保 犬と猫が共存するための環境づくりとして、「個別のスペース確保」もお勧めです。 犬も猫も自分だけの安全な場所を持つことで、ストレスが軽減され、共存しやすくなります。 「個別のスペース確保」には、下記のような工夫をお勧めします。 犬用のケージやベッドを設置する猫専用の部屋や隠れ家を作る扉に猫だけが通れるキャットドアを付ける 「個別のスペース確保」は、以下のような手順で行いましょう。それぞれのペットが安心できる場所を観察して特定するその場所を基準に個別のスペースを確保するおもちゃやベッドなど、それぞれのお気に入りアイテムを置く最初は短時間だけ分けて過ごさせ、徐々に慣れさせる 以下は、「個別のスペース確保」の注意ポイントです。それぞれのスペースに相手が侵入しないようにする両方のペットが飼い主と十分な時間を過ごせるようにする食事やトイレの場所は完全に分けて設置する犬と猫それぞれの臭いがついた布などを交換して、お互いの存在に慣れさせる 正しい紹介と段階的な慣らし 「正しい紹介と段階的な慣らし」も、犬と猫が共存するための重要なポイントです。 突然の対面は両方にストレスを与えるため、「正しい紹介と段階的な慣らし」で徐々に慣れさせることが大切です。 「正しい紹介と段階的な慣らし」には、以下のような方法があります。 匂いでの紹介=最初はお互いに姿を見せず、タオルなどでお互いの匂いを交換する視覚での紹介=ベビーゲートなどで仕切り、安全な距離から様子を見せる短時間の対面=犬をリードで管理し、猫に逃げ場を確保した状態で短時間の対面を実施する 以下は、「正しい紹介と段階的な慣らし」の注意ポイントです。対面の際は必ず犬を管理し、犬が猫を追いかけないようにするどちらかが怖がったりストレスを示したら、すぐに中断する良い行動を見せたら、必ず褒めて報酬を与える いずれの段階でも焦らずペースを守り、特に犬には基本的なしつけができていることが重要です。 次は、犬と猫が一緒に楽しめる「多種飼い向けの室内アクティビティ」を見ていきましょう。 多種飼い向けの室内アクティビティ 暑い夏や寒い冬、悪天候が続く季節も犬と猫が安全に楽しく過ごせる環境を作りたい! 以下は、そんな飼い主さんと愛犬・愛猫にお勧めの室内アクティビティです。 交代制の遊び時間 犬と猫は運動量や遊びのスタイルが大きく異なるため、それぞれに合った遊び方で運動量を確保する必要があります。 交代制の遊び時間を設けることで、犬には十分な運動を、猫には安全な遊びの時間を提供できます。 また別々に遊ぶ時間を作ることで、飼い主さんとの絆も深まり、それぞれが適切な刺激と運動量を得ることができますよ。 互いを尊重するトレーニング 犬と猫の多種飼いでは、共存するためのルールとマナーをトレーニングすることが重要です。 近ごろは犬に「猫を追いかけない」「猫のものに触れない」などのトレーニング方法も確立されてきました。 トレーニングでは犬の「待て」「伏せ」などの基本コマンドを徹底し、猫がいても興奮せず落ち着いていられる状態を目指すことで、安全で平和な共存環境が作れます。 犬と猫の多種飼いを楽しむための工夫 犬と猫はそれぞれ異なる習性を持つため、多種飼いでは適切な環境づくりと理解が必要です。 犬と猫の特性や好みを尊重しながら、それぞれに安全な空間と適切な刺激を提供してあげましょう。 犬と猫それぞれと質の高い時間を過ごし、種の違いを超えた絆を育むことで、多種飼いならではの楽しさと喜びを味わえますよ🐶🐱

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2025.04.14

猫の甘えん坊度をチェック!愛猫が飼い主に見せる愛情サインとは

「猫はツンデレ」「気まぐれな生き物」とよく言われますが、実際は猫も飼い主に対して深い愛情を持っています。ただし、その愛情表現は犬のようにわかりやすいものではなく、猫特有の行動パターンとして現れます。愛猫がどれほど甘えん坊なのかを知ることで、より良い関係を築くことができます。 そこで今回は、猫が飼い主に示す愛情サインを解説し、甘えん坊な猫の特徴やその理由をご紹介します。愛猫の甘え方を理解し、より深い信頼関係を築くためのヒントにしてください! 猫が見せる愛情サインとは?甘えん坊の猫の行動を解説 猫は言葉を話さないため、ボディランゲージや鳴き声を通じて飼い主への愛情を表現します。このセクションでは、猫が見せる代表的な愛情サインについて解説します。 鳴き声で甘える猫の特徴 猫は人間に対してのみ鳴くことが多く、これは飼い主を親代わりとして見ている証拠です。特に甘えん坊な猫は、飼い主に対して「ニャーン」と高めの声で鳴くことが多く、これはかまってほしい、甘えたいという気持ちを表しています。また、ゴロゴロと喉を鳴らすのも甘えのサインで、特に飼い主に寄り添いながら喉を鳴らす場合は、安心感を得ている証拠です。 体をこすりつける・スリスリする行動 猫が飼い主の足元や体にスリスリする行動は、甘えたい気持ちと同時に、縄張り意識の表れでもあります。特に顔や手にこすりつけてくる場合は、強い信頼の証です。飼い主が外出から戻ったときにこの行動が見られるなら、「寂しかった」「もっとそばにいてほしい」という気持ちが込められている可能性があります。 しっぽで感情を伝えるサイン 猫のしっぽの動きは感情を読み取る重要なポイントです。飼い主に向かってしっぽをピンと立てて近づく場合は、「大好き!」というサイン。また、しっぽをゆっくりとくねらせながら寄ってくるときは、リラックスしつつ甘えたい気持ちの表れです。飼い主の足にしっぽを巻きつけるのも、深い信頼の証です。 目を見つめる・ゆっくりまばたきをする理由 猫が飼い主をじっと見つめるのは、飼い主の行動を観察している場合や、かまってほしいという気持ちの表れです。さらに、猫がゆっくりまばたきをするときは、「あなたを信頼しています」というサイン。飼い主が同じようにゆっくりまばたきを返すと、猫はより安心感を得ることができます。 甘えん坊な猫の特徴とその理由 甘えん坊な猫には、性格や育った環境による特徴が現れます。このセクションでは、猫が甘えん坊になる理由やその具体的な行動パターンを詳しく見ていきます。 甘えん坊な猫の性格の傾向 甘えん坊な猫の特徴として、飼い主の後をついて回る、膝の上に乗る、抱っこをせがむといった行動が挙げられます。特に人懐っこい猫は、飼い主の存在を求め、ひとりで過ごすことをあまり好まない傾向があります。 猫種による甘え方の違い 猫種によっても甘えん坊度には違いがあります。ラグドールやスコティッシュフォールドは人懐っこいことで知られ、抱っこやスキンシップを好む傾向があります。一方で、アビシニアンやベンガルのような活発な猫種は、甘えるよりも遊びを通じたコミュニケーションを求めることが多いです。 環境による甘え方の変化 猫の甘え方は、育った環境によっても大きく左右されます。幼い頃から人と過ごす時間が長かった猫は、自然と人懐っこい性格になる傾向があります。一方で、保護猫などで人と接する機会が少なかった猫は、最初は警戒心が強いものの、時間をかけて慣れることで甘えん坊になる場合もあります。 過剰な甘えはストレスのサイン? 甘える行動が急に増えたり、過剰になった場合はストレスや体調不良のサインかもしれません。特に引っ越しや家族構成の変化、飼い主の外出時間が長くなった場合など、環境の変化が影響していることがあります。また、高齢猫が急に甘えん坊になる場合は、認知機能の低下が関係している可能性があるため、注意が必要です。 愛猫の甘えん坊度を理解し、より良い関係を築こう 猫の甘え方にはさまざまなパターンがあり、その背景には性格や環境、猫種による違いが関わっています。甘えん坊な猫は、鳴き声やスリスリ、しっぽの動きなどで飼い主に愛情を伝えていますが、その表現方法は猫それぞれです。 また、猫の甘え方が変化するのには理由があります。特に、環境の変化や体調の影響が関係している場合は、注意深く観察し、必要に応じて適切な対応をすることが重要です。 愛猫が甘えん坊な場合は、その気持ちにしっかり応えてあげることが、より深い信頼関係を築くポイントになります。ただし、過剰な甘えや依存傾向が見られる場合は、ストレスの可能性を考え、適度な距離感を保ちながら愛情を注ぐことも大切です。 猫の個性を尊重しながら、お互いに心地よい関係を築くことで、愛猫との暮らしがより豊かになるでしょう🐱

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2025.04.11

犬が鼻をフンッと鳴らす理由とは?

愛犬が時々見せる「フンッ」という鼻鳴らし。この何気ない仕草に実は様々な意味が隠されていることをご存知ですか? 犬が鼻を鳴らす行為は「単なるクセ」と思われがちですが実は「感情表現」や「体調のサイン」など重要なメッセージが込められていることも。 愛犬の鼻鳴らしの意味を理解することでより深いコミュニケーションが取れるようになるかもしれません。 そこで今回は「犬が鼻をフンッと鳴らす主な理由」や「鼻鳴らしが示すサイン」「注意が必要なケース」についてご紹介します。 犬が鼻をフンッと鳴らす主な理由 犬は言葉を話せないため体の動きや表情で自分の気持ちを伝えようとしますよね。 その中でも鼻を「フンッ」と鳴らす行為は私たち飼い主が見逃しがちなコミュニケーションの一つです。 愛犬がこの仕草を見せるとき様々な理由が考えられます。 犬が鼻をフンッと鳴らす主な理由としては以下のようなものが挙げられます。 嗅覚を活性化させている軽い不満や不快感の表現退屈や飽きの表現眠気を感じている異物を鼻から排出しようとしている鼻の乾燥や痒みを感じている 飼い主さんは愛犬の鼻鳴らしの頻度や状況をよく観察しどのような感情や状態を表しているのか理解しましょう。 次は「鼻鳴らしが示すサイン」を見ていきましょう。 鼻鳴らしが示すサイン 感情表現としての鼻鳴らし 「感情表現としての鼻鳴らし」は犬が自分の気持ちを伝えようとするサインです。 犬は言葉の代わりに体の動きで感情を表現するため「鼻鳴らし」は重要なコミュニケーション手段の一つとなっています。 「感情表現としての鼻鳴らし」は愛犬の他の仕草や表情と合わせて観察するとより理解しやすくなります。 「感情表現としての鼻鳴らし」には以下のようなパターンがあります。 軽い不満を感じているとき=人間のため息に近い意味合いリラックスしているとき=のんびりとした状態での鼻鳴らし興奮しているとき=何かに夢中になっている際の短く強い鼻鳴らし遊びの誘いとして=飼い主の注意を引きたいときの鼻鳴らし 以下は「感情表現としての鼻鳴らし」を理解するポイントです。鼻鳴らしと同時に見せる耳や尻尾の動きにも注目する状況や環境の変化と鼻鳴らしの関連性を観察する普段の愛犬の性格と照らし合わせて考える 嗅覚活性化のための鼻鳴らし 犬が見せる鼻鳴らしとして「嗅覚活性化のための鼻鳴らし」も重要なサインです。 犬の嗅覚は人間の数万倍も優れていると言われており情報収集の主要な手段となっています。 「嗅覚活性化のための鼻鳴らし」には下記のような特徴があります。 短く繰り返される鼻鳴らし何かの匂いを嗅いでいる最中に見られる鼻を地面や物に近づけながら行う動作 「嗅覚活性化のための鼻鳴らし」は以下のような状況で見られます。新しい環境を探索しているとき他の動物の匂いを嗅いでいるとき食べ物や気になる物の匂いを確認しているとき飼い主の匂いを確認しているとき 以下は「嗅覚活性化のための鼻鳴らし」の観察ポイントです。鼻鳴らしの後に犬がどのような行動を取るか注目する室内と屋外での鼻鳴らしの違いを比較する新しい物や場所に対する反応を観察する季節や天候による鼻鳴らしの変化にも注意する 体調を示す鼻鳴らし 「体調を示す鼻鳴らし」も犬が見せる重要なサインの一つです。 健康状態の変化や不調を感じたとき犬は鼻鳴らしという形で私たちに知らせようとしています。 「体調を示す鼻鳴らし」には以下のような特徴が見られます。 いつもより頻繁な鼻鳴らし通常より強く長い鼻鳴らしくしゃみや咳を伴う鼻鳴らし 以下は「体調を示す鼻鳴らし」の注意ポイントです。鼻鳴らしと同時に見られる他の症状(鼻水、目やに、食欲不振など)に注意する季節の変わり目や花粉の時期などアレルギーの可能性も考慮する頻繁な鼻鳴らしが続く場合は獣医師に相談する いずれの鼻鳴らしも愛犬からのメッセージと捉え日頃から愛犬の様子をよく観察することが大切です。 次は犬の鼻鳴らしで「注意が必要なケース」を見ていきましょう。 注意が必要なケース  愛犬の鼻鳴らしのほとんどは問題ありませんが中には注意が必要なケースもあります。 以下は鼻鳴らしから察知できる注意すべき兆候です。 逆くしゃみ 一見すると鼻鳴らしに似ている「逆くしゃみ」は愛犬の体調変化を示すサインかもしれません。 通常のくしゃみとは異なり逆くしゃみは空気を勢いよく吸い込む動作で「ガホッガホッ」という独特の音が特徴です。 逆くしゃみは多くの場合は一時的なものですが頻繁に見られる場合は以下のような原因が考えられます。 喉や鼻の刺激アレルギー反応興奮や運動後の反応鼻腔や咽頭の問題 呼吸器系の問題 犬の鼻鳴らしとして「呼吸器系の問題」を示すケースも注意が必要です。 近ごろは様々な犬種で鼻が短い「短頭種」が人気ですがこれらの犬種は呼吸器系のトラブルを抱えやすい傾向があります。 鼻鳴らしが「呼吸器系の問題」を示すサインとしては以下のような特徴が見られます。 呼吸音の変化(いびきのような音、ゼーゼーという音)呼吸困難運動後の異常な息切れ青白い舌や歯茎 鼻鳴らしから分かる犬の気持ちと体調 犬の鼻鳴らしは単なる癖ではなく様々な感情や体調を表現する大切なコミュニケーション手段です。 愛犬の鼻鳴らしのパターンや状況をよく観察することで言葉を話せない愛犬の気持ちや体調の変化に気づくことができます。 愛犬の鼻鳴らしの意味を理解して適切に対応することでより深い絆を育み健康管理にも役立てることができるでしょう🐶