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POSTED on 2024.10.11

犬との旅行やお出かけを安全に楽しむために!必要な準備と注意点

愛犬との旅行やお出かけは、かけがえのない至福の時間なので思いっきり楽しみたいですよね。

しかし犬との旅行やお出かけ先では、予期せぬ出来事やトラブルが起こることも。

愛犬との旅行やお出かけを安全に楽しむためには、しっかりとした準備や、注意点を理解しておくことが大切です。

そこで今回は、犬との「安全な旅行やお出かけに必要な準備」や「安全な旅行やお出かけの注意点」についてご紹介します。

犬との安全な旅行やお出かけに必要な準備

愛犬と旅行やお出かけをすると、一緒に非日常感を味わえたりリフレッシュできたり、と幸せな時間が過ごせますよね。

しかし愛犬との旅行やお出かけには、思いがけないトラブルが発生することも。

その原因が、「準備が不十分だったから」という後悔してもしきれないケースもあるのです。

また愛犬にトラブルが起こったときに準備が整っていなければ、適切に対処できないこともあるでしょう。

愛犬との旅行やお出かけを安全に楽しむためには、「健康管理」と「持ち物」の準備をしっかりとしてトラブルを未然に防ぎましょう。

まずは愛犬との旅行やお出かけのための準備として重要な、「健康管理」について見ていきましょう。

健康管理

愛犬と旅行やお出かけをするときの準備として、事前に以下のような健康状態や健康管理に問題がないか確認しておくことが大切です。

・健康状態

旅行などの前に、獣医師に愛犬の健康状態をチェックしてもらい、少しでも心配なことがあれば相談しておくと安心です。

出発する当日も、愛犬の食欲や排便のほか、様子に異変がないかしっかりと確認しましょう。

・ワクチン接種

犬が入れる施設の多くは、利用条件に各種のワクチン接種が定められています。

また旅行やお出かけ先では感染症のリスクが高くなるため、必ず接種しておきましょう。

・ノミ・ダニ予防

旅行やお出かけ先で愛犬にノミ・ダニが寄生すると、アレルギー性皮膚炎やバベシア症、ライム病などを発症することがあるため、予防対策をしておきましょう。

次は、犬との安全な旅行やお出かけの準備として、必要な持ち物についてご紹介します。

犬の持ち物は、以下のように「必ず持って行く物」と「あると便利な物」に分けられます。

持ち物(必ず持っていく物)

犬との安全な旅行やお出かけの際には、持ち物の準備も大切です。

以下は必ず持って行く物ですので、出かける前に忘れ物がないかチェックしましょう。

・フード

愛犬が食べ慣れているドライフードを、必要な日数分、1食分ずつ密封して持参しましょう。

フードは不測の事態に備えて、数食分は余分に持って行くことをお勧めします。

・水

お出かけ先で愛犬がいつでも水が飲めるように、ペットボトルの水も忘れてはいけません。

とくに暑い季節のお出かけは犬の熱中症のリスクが高くなるため、必ず適切な水分補給を行ってください。

水のボトルがそのまま水飲みトレイになるグッズなら、水を移し替える手間が省けます。

・首輪、ハーネス、リード

首輪やハーネスは、愛犬のストレスにならないように使い慣れたものを持参しましょう。

お出かけ先で「首輪から抜ける」「ハーネスが外れる」ことがないように、劣化がないか安全性を確認しておくことも必要です。

また脱走や迷子など万が一のケースに備えて、愛犬の首輪やハーネスに迷子札をつけておくことをお勧めします。

・ワクチン接種証明書

愛犬との旅行やお出かけで施設を利用する際に、ワクチン接種証明書の提示を求められることは多いので必ず持参しましょう。

・トイレグッズ

トイレシートや排泄物用のマナーポーチなどのトイレグッズも忘れないようにしましょう。

またウェットティッシュを持参すると、宿泊施設やお店に入る前に足もとの汚れを拭き取るのに役立ちます。

持ち物(あると便利な物)

愛犬との旅行やお出かけに、あると便利な持ち物は以下のようなグッズです。

  • クレート、ペットカート=ショッピングなどの際に必要な施設もある
  • マナーベルト、マナーパンツ=施設内では配慮が必要なので粗相が心配な愛犬に
  • 洋服=体温調節や抜け毛の防止対策に
  • お手入れグッズ=ブラシや消臭スプレー、コロコロクリーナーなど
  • レインウェア=お出かけ先で天気が急変することも
  • カフェマット=ドッグカフェを利用する場合に犬が快適に過ごせる

次は、犬との安全な旅行やお出かけの注意点について見ていきましょう。

犬との安全な旅行やお出かけの注意点

犬との旅行やお出かけを安全に楽しむためには、注意しなければならない点もあります。

以下は、犬と安全に旅行やお出かけをする際の注意点です。

緊急時に備えておく

お出かけ前の健康状態に問題がなかった愛犬でも、体調の急変や不慮の事故などでケガをするケースもないとはいえません。

愛犬の万が一の事態に備えて、旅行先の近くの動物病院の場所や診察時間などを調べておきましょう。

利用する施設などのマナーを守る

宿泊施設やドッグカフェなどではマナーを守り、ほかの利用客へ配慮することも大切。

「待て」などのしつけは基本的なマナーですが、お出かけ先での興奮やパニックを押さえやすくなるため、愛犬の安全を守ることにつながります。

またお出かけ先での犬の無駄吠えや粗相もマナー違反なので、トイレトレーニングなども済ませておきましょう。

熱中症対策

犬の熱中症は暑い季節だけではなく、真冬でも宿泊施設や乗り物、お出かけ先の暖房などが効き過ぎていると発症してしまうことも。

そのため愛犬が暑がっていないか状態をよく観察し、適度な水分補給やこまめな休憩などをとりましょう。

体温調節

寒さに弱い愛犬には、寒い季節だけではなく、夏のお出かけの際も冷房対策として服や毛布などを持参し体温調節をしてあげましょう。

犬との旅行やお出かけは準備を整えて楽しもう

愛犬との旅行やお出かけを安全に楽しむためには、健康管理や持ち物、事前のリサーチやしつけなど、しっかりと準備をしておくことが大切です。

「備えあれば憂いなし」というように、準備を整えておくことでトラブルを回避しやすくなり、愛犬に不測の事態が生じた場合にも落ち着いて対処できるでしょう。

飼い主さんは、日ごろから愛犬の健康管理やしつけに取り組み、安全に、快適に旅行やお出かけを楽しめるようにしましょう。

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