その行動、あなたに何かを伝えているサインかも?犬の行動と意味
「涙を流している」「しっぽを大きく振っている」「前足でちょんちょんと触ってくる」まるで人間のように行動するわんちゃんの様子を見たことはありませんか?
犬も人間と同じように、喜怒哀楽があり感情があります。ただ、もどかしいことに言葉で想いを発することは出来ません。
ですからその分、犬はしっぽを振ってアピールをします。
かまって欲しくて元気よく吠えます。
その全てを理解することは難しいのかもしれません。
けれど、少しでも愛犬たちの行動の意味を理解できればと思い、ご紹介させていただきます。
「どんなことを思っているんだろう?」と参考にして、わんちゃんをもっと愛おしくなるきっかけになれば嬉しいです。
しっぽをふる
上へ向かって高々と激しく振る時は「うれしい!」「もっと遊んで!」「たのしい!」など、楽しく興奮している想いを表現しています。
下の位置でゆっくりと振る時は「こわい」「何が起こるのか心配」など、おびえや不安な気持ちの表れです。
涙を流す
こちらは感情とリンクしているわけではありません。
悲しいから涙が出るという仕組みではないと考えが多いようです。
悲しいときには、「うつむいたり」「しっぽを下げたり」「ふるえたり」など、目で分かる行動ではこのような動きをします。
では、涙を流すときはどんな場合か。
それは「異物の混入」「目の炎症」「まつげの異常」などが考えられますので、落ち着かない場合は病院で診てもらいましょう。
「痛い」と声に出せない分、飼い主さんが犬の行動に気づいてあげることが大切です。
前足でチョンッと触れてくる
ちょんちょんと可愛らしく動かして注目をあつめるこの行動。
これは、「かまって!」「遊ぼう!」「ぼくも食べたい!」とおねだりをしている気持ちの表れだといえるでしょう。
たくさんの愛情で返してあげてくださいね。
あごを乗せてくる
頭をあずけてあごをのせる、これまたなんとも可愛い体勢。
とても無防備な状態であることから、リラックスをしている状態と言われています。
またあごを乗せて鳴いているときには、「かまって」「ひまだよ」など、飼い主の気をひくための行動であるとも言われています。
その都度かまっていると、癖づいてわがままになってしまいますが、時間ができれば思い切り遊んであげるなどメリハリをもって接してみましょう。
犬も十人十色
犬の性格も人間同様さまざま。
あまえんぼうな子もいれば、クールな子もいます。
それぞれどんな行動をしているのか観察することで、愛犬との時間がもっと楽しくなるはずですよ。
「飼い主さんだいすきだよ」
そう伝えてくれる時もあるでしょうからね。
あなたなりの愛を注いでみてあげてください。