犬と楽しめるドッグフレンドリーカフェ!マナーや必要なグッズ
愛犬と飼い主さんが一緒に飲み物や食事を楽しめる「ドッグフレンドリーカフェ」。
ドッグフレンドリーカフェは、愛犬にお留守番させることなく一緒に楽しめ、飼い主さん同士の交流の輪が広がるなどのメリットもある人気スポットです。
ドッグフレンドリーカフェを利用する際は、マナーを守って愛犬と素敵な時間を過ごしましょう。
そこで今回は、「ドッグフレンドリーカフェのマナー」や「ドッグフレンドリーカフェに必要なグッズ」についてご紹介します。
ドッグフレンドリーカフェとは?
ドッグランやショップの併設など、さまざまなタイプがあるドッグフレンドリーカフェ。
近ごろでは、本格的なコース料理や愛犬用の手作りメニューを提供してくれるお店も増えてきました。
ドッグフレンドリーカフェは、「ドッグカフェ」と呼ぶことが多いかもしれません。
しかしアメリカなどでは、「ドッグカフェ(dog cafe)」は、日本の「猫カフェ」のようにお店の犬と触れ合えるカフェなのだそう。
また、英語の「ドッグフレンドリーホテル」は、飼い主さんと犬が一緒に宿泊できるホテルを意味しますが、「ドッグホテル」は犬だけを預けるホテルのことです。
ドッグフレンドリーカフェの「ドッグフレンドリー」とは、「犬の同伴がOKで、犬と飼い主に優しい」という考え方のこと。
つまり「ドッグフレンドリーカフェ」とは、犬のために配慮された居心地の良い空間で、飼い主さんと愛犬が一緒に楽しむためのカフェ、といえるでしょう。
そんなドッグフレンドリーカフェで愛犬と素敵な時間を過ごすには、やはりマナーは大切。
次は「ドッグフレンドリーカフェのマナー」を見ていきましょう。
ドッグフレンドリーカフェのマナー
愛犬と一緒に美味しい食事や飲み物を楽しんだり、飼い主さん同士で交流したりできるのもドッグフレンドリーカフェの魅力。
ドッグフレンドリーカフェで愛犬と楽しい時間を過ごすためには、基本的なマナーを守ることが大切です。
ドッグフレンドリーカフェでは、以下のようなマナーを守りましょう。
排泄
「犬に優しいドッグフレンドリーカフェ」とはいっても、飲食をするお店で愛犬の排泄マナーを守るのは当然のこと。
愛犬の排泄を事前に済ませておくのはもちろん、心配なときはマナーベルトやオムツを活用しましょう。
また、ヒート(生理)中の女の子(雌犬)をカフェなどに連れて行くのはマナー違反です。
リードをつけておく
ドッグフレンドリーカフェに入る際は、愛犬に必ずリードをつけておきましょう。
ふだん大人しい愛犬でも、知らない犬や人に驚いたり恐怖を感じたりすると、想定外の行動をとることも。
ドッグフレンドリーカフェには席にリードフックが設置されていることが多いので、愛犬の安全のためにもリードを固定しておきましょう。
基本的なしつけをしておく
ドッグフレンドリーカフェで愛犬が激しく吠え続けたり暴れたりすると、楽しむどころかほかのお客さんの迷惑になってしまいます。
アイコンタクトや「おすわり・待て・伏せ」などの基本的なしつけは、しっかりとしておきましょう。
愛犬と初めてドッグフレンドリーカフェに行く場合は、長時間の滞在になる食事はせず、飲み物とオヤツ程度の短時間から徐々に慣れさせるのがお勧めです。
抜け毛対策
ドッグフレンドリーカフェを利用する際のマナーとして、愛犬の抜け毛対策も心がけたいものです。
とくに換毛期のある愛犬は、カフェ内に抜け毛が飛散するのを防ぐために服を着せておきましょう。
またドッグフレンドリーカフェに行く前に愛犬のブラッシングを行い、抜け毛を取り除いておくことをお勧めします。
飼い主さんの了解なしに、ほかの犬を触らない
ドッグフレンドリーカフェの楽しみのひとつは、たくさんのワンちゃんと出会えること。
だからといって、飼い主さんの了解を得ずにほかの犬に触るのはマナー違反です。
他人に触られるのが苦手な犬もいるので、必ず飼い主さんに「撫でてもいいですか?」などと声をかけるようにしましょう。
また、ほかの犬の画像を勝手にSNSにアップするのもマナー違反なので、飼い主さんの許可を得てからにしましょう。
人間用の食器で犬に食事を与えない
当然ですが、ドッグフレンドリーカフェで人間用の食器で愛犬に食事を与えるのはマナー違反です。
たとえひと口でも、人間用の食器やカトラリーで愛犬に食べさせるのは、衛生的に問題がありますので絶対にやめましょう。
次は、「ドッグフレンドリーカフェに必要なグッズ」を見ていきましょう。
ドッグフレンドリーカフェに必要なグッズ
ドッグフレンドリーカフェは、個人経営の小さなお店から、整った設備や豊富なメニューが用意されている大規模な店舗まで、タイプもさまざま。
そのため、お店によって利用できる犬種や必要な犬のグッズなど、ルールも大きく異なります。
まずは利用してみたいお店の公式サイトなどでルールをチェックして、どんなグッズが必要かを調べておきましょう。
一般的なドッグフレンドリーカフェに行くときに必要なグッズは、以下のようなものです。
- マナーベルト、マナーパンツ
- ワクチンなどの証明書のコピー
- リード=愛犬を制御しやすい短いもの
- ブランケット=寒がりの愛犬の体温調節に
- 粘着コロコロクリーナー=椅子などに付着した抜け毛を素早く取り除く
- マナーマット=愛犬が食べ物などで汚さないように、床に敷いて上に座らせる
- 慣れた水飲み容器=カフェに水は用意されているが、慣れた容器のほうが飲みやすい
- 排泄処理グッズ=万が一に備えてトイレシーツやタオル、消臭スプレー、マナー袋など
犬用のオヤツは持ち込み禁止のお店もありますので、事前に確認しておくことをお勧めします。
ドッグフレンドリーカフェで愛犬と素敵な時間を
ドッグフレンドリーカフェは「犬と飼い主に優しい」という考えのもと、犬も人も快適に過ごせるように配慮されているので、愛犬とくつろいで過ごすことができます。
ドッグフレンドリーカフェへ通ううちに犬や飼い主さん同士の交流の場が広がると、カフェタイムがさらに豊かな時間になるかもしれませんね。
ドッグフレンドリーカフェでは基本的なマナーを守り、周囲の人やほかのワンちゃんへの配慮を忘れず素敵なひとときを過ごしましょう。