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COLUMNコラム

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POSTED on 2024.07.12

うさぎのシニアケアと老化に対処する方法を紹介!年齢別で起こり得る健康問題も解説

うさぎの寿命は平均で7〜8年と言われていますが、最近はフードや飼育環境が変化しているため10歳を超える子もたくさんいます。

そのため、シニアうさぎのお世話を長期的におこなっている飼い主さんも増えてきているのです。

今回は、少しでもシニアうさぎが快適に過ごせるようなケア方法や、対処法などを紹介していきます。

年齢別で起こり得る健康問題も解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

うさぎの年齢別!健康問題について

まずはうさぎの年齢別で、起こり得る健康問題について紹介していきます。

それぞれ大切なポイントもお伝えしていますので、しっかりとチェックしていきましょう!

うさぎの成長期(1~6ヶ月)の健康問題

うさぎの成長期は1〜6ヶ月の頃を指し、この頃に起こり得る健康問題は少ないです。

元々疾患がある子や飼育環境が悪いなどでない限りは、大きな健康問題はなく平和に暮らせるでしょう。

ただし、成長期だから病気はしないというわけではありません。

1歳になるまでに1回以上は動物病院で健康診断を受けておくことをおすすめします。

また、健康を害さないよう、食事の偏りには気を付けてください。

この頃のうさぎは、社会性やしつけをしっかりと考えたい時期です。できれば親うさぎと一緒に過ごさせてあげましょう。

うさぎの若年期(1~3歳)の健康問題

うさぎの若年期は1〜3歳頃で、この頃のうさぎは十分に運動をさせてあげましょう。

1歳頃までは活発に遊びますが、2歳を迎える頃にはどんどん落ち着いてきます。

そのため、運動量が減って太ってしまう子もちらほら出てくる頃です。

また、1歳までは高タンパクなペレットや牧草を与えて大きく成長させます。

しかし若年期に入ると、カルシウムやタンパク質の少ないチモシーが適しています。

成長に合わせた分量のみを与えなければ肥満になるため、気をつけましょう。

うさぎの中年期(4~6歳)の健康問題

うさぎは4歳になると中年期を迎えます。

4〜6歳の中年期になると、体調の変化が起こったり病気になったりするリスクが高くなります。

毎日の健康チェックは欠かさず、いつも通りご飯を食べているか、変わった様子はないかなどをチェックするようにしましょう。

うさぎの高齢期(7~9歳)の健康問題

高齢期になったうさぎは、見た目から「お年寄り」ということが分かるようになるまで体や行動に変化が現れます。

これまで登れていた小さな段差も登れなくなったり給水ボトルまで顔が届かなくなったりするようなことも出てくるでしょう。

高齢うさぎが難なく生活できるよう、大きく環境を変化させることも必要になります。

この頃の定期検診は1年に2回行っておくと安心です。

また、小さなことでも気になることがあればすぐに獣医さんへ相談するようにしましょう。

うさぎの超高齢期(10歳以降)の健康問題

うさぎが10歳を超えると超高齢期となります。

この年になると、歩くのもやっとだという子も出てくるでしょう。

残された時間を穏やかに過ごせるよう、環境の整備を心がけてください。

また、少しの対象変化も見逃さないよう、毎日の体調管理はしっかりとおこないましょう。

シニアうさぎのケアについて

シニアうさぎには、適した環境を与える必要があります。

それぞれ、どのようなケアをしていけばいいのか見ていきましょう!

うさぎの状態を見て環境を変化させる

シニア期になると、これまでできていたことができなくなったり、ストレスに感じることも出てきます。

足腰が弱るため、できることが少なくなってくるでしょう。

たとえば、少しの段差が登りにくくなった場合はフラットな場所で遊ばせたり、排除する必要があります。

健康診断へ定期的に行く

これまで健康診断へあまり行かなかった場合でも、シニア期になれば定期的に行くようにすると安心です。

また、日常的にうさぎの健康を把握しておくことも大切。

飼い主さんは毎日うんちやおしっこの状態を確認し、健康状態を把握しておきましょう。

うさぎのうんちは丸くて少し牧草が混じったコロコロの形状が理想的。

おしっこの場合は、黄色くて水のようにサラサラしています。

健康的な排泄物の状態を知っておけば、うんちやおしっこから健康状態が分かるようになるため安心です。

肥満に気をつける

シニア期に入ると運動することも少なくなるため、同じ量のエサを与えていると肥満化する可能性があります。

「最近運動量が減ったなぁ…」「太ってきたなぁ」と感じている場合は、エサの量やおやつを調節することが大切です。

シニア向けのペレットやおやつも販売されているため、そちらを活用するのもいいでしょう。

うさぎの老化に対処するためには若い頃からの管理が大切!

うさぎが老後も健康的に過ごすためには、若年期からの老化対策が非常に大切。

たとえば食生活では太らないよう適切な量を与えたり、丈夫な足腰を鍛えるために適度な運動をさせておくなどの対策が重要です。

また、日頃しっかりとうさぎの様子を見ていれば、高齢期に起こる変化にも気づけるようになります。

うさぎと少しでも長く一緒にいられるよう、お互いストレスのない生活を心がけましょう!

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