家でもできる、うさぎマッサージ方法をご紹介!
マッサージは、人間がされて気持ちいいように、うさぎもリラックスできます。
正しいマッサージ方法を知ることで健康的な体を維持したり、体に触れることで体の不調にいち早く気付けたりするというようなメリットもあるのです。
今回は家でも簡単にできる、うさぎのマッサージ方法について解説していきます。
注意点についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください!
マッサージする前準備
うさぎをマッサージする前に、まずはリラックス出来る状態を作ります。
うさぎを落ち着いた状態にするためには、TVやラジオ、携帯電話など音が鳴るものは消してまずは一緒にくつろぎましょう。
落ち着いた空間でうさぎの体を優しく撫でてあげると、さらにリラックスできます。
触っている状態で嫌がるような場合は、無理にせず、そっとしておいてあげましょう。
また、マッサージをするタイミングは、うさぎが起きている時間帯(朝・夕)でするのが良いですよ!
食事をした後は、30分以上置いてからするようにして下さい。
マッサージ方法
うさぎのマッサージ手順は、以下のとおりです。
- うさぎの背骨に軽く手を当てて、飼い主さんとうさぎの気持ちを鎮めます。
- うさぎの体を左右に、軽く揺らすようリズミカルに撫でましょう。
このときうさぎの体がその場から動くほどの強さにならないよう注意が必要です。 - 頭→首→背中の順に、手をゆっくり滑らせてマッサージをしてください。
強くおさえるのではなく、優しく撫でるように意識すると良いです。 - 頬や顔周り、首などを小さく円を描くようにマッサージをしましょう。
- 嫌がらない場合は、耳の付け根を優しくつまんでマッサージをしましょう。
マッサージをする時の力は、弱すぎると気持ちよさが半減し、強すぎるとうさぎを嫌な気持ちにさせてしまいます。
丁度いい力の強さは、うさぎの表情や状態を見て調節しましょう!
また、うさぎには顔や耳にたくさんのツボがあります。
優しくツボを刺激することで、血行やリンパの流れを良くする効果も。
うさぎのツボマッサージの手順
- 肩甲骨の少し上にくぼみがあるので、そこを指の腹で優しく押します。
首を支える筋肉をほぐす効果があります。 - 首からお尻にかけて、背骨に沿って優しく指の腹で押します。
内臓の働きが促進される効果があります。
うさぎの背骨にはたくさんのツボが集中しているので、ゆっくり時間をかけてほぐしてあげましょう。
時間をかけて優しくマッサージをすると、気持ちよさそうにしてくれます。
ツボマッサージをするついでに、鼻水や涙が出ていないかなどの健康状態チェックをするのもおすすめです。
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気持ちよくなっているサイン
力加減を知るためにも、うさぎが気持ちよくなってくれているかどうか、知る必要があります。
マッサージをしているのに体が固い場合は、緊張しているサイン。
もうすこしリラックスさせた状態でするようにしましょう。
- 目を細めている
- 目を閉じて、眠っているよう
- 歯ぎしりをする
- 飼い主さんの手や床を舐める
- 呼吸がゆっくりになったりあくびをする
上記に当てはまる場合は、マッサージが気持ちいいと感じているサインです。
うさぎの様子を見ながら、マッサージをしてあげましょう!
こんなときはマッサージNG!
うさぎをマッサージする場合、以下のような状態であれば避けてください。
- 手術後
- 熱がある、感染症に感染している
- 低体温
- 太りすぎている
- 消化器系の病気がある
たとえ軽くマッサージをするとしても、手術後は絶対にしてはいけません。
また、マッサージは血行やリンパの流れを良くします。
発熱や感染症がある場合は、病原体を体に広げる可能性もあるので要注意。
消化器系の病気の場合、症状が悪化する恐れもあるのでNGです。
そして、太りすぎているうさぎにマッサージをすると、脂肪組織から筋肉へうまく刺激を伝えることができず、痛みを感じさせてしまう恐れもあります。
マッサージはうさぎのストレスを軽減したり、健康的な体を維持する効果もありますが、ときに逆効果になることがあるので注意が必要です。
しっかりと健康状態を把握した上で、実施するようにしましょう。
なお、抱っこに慣れていたり、飼い主さんに慣れていたとしても、いつもとは違うことをすると嫌がられることもあります。
うさぎが少しでも嫌がっている場合は、すぐにやめましょう。
マッサージする前にまずは信頼関係を築いておこう
うさぎは、信頼関係がなければそもそも体に触らせてくれません。
無理にしようとすると、噛み付いてきたり逃げ出して近くに寄らなくなることも…。
まずはうさぎとの信頼関係を築くためにも、仲良くなることが大切です。
日頃からスキンシップをたくさんとって、安心して体に触れてもらえるような存在になっておきましょう!