猫のためのDIYキャットタワー 手作りキャットタワーの作り方
室内飼いの猫にとって、上下運動ができるキャットタワーは欠かせないアイテムのひとつ。
とはいえ市販のキャットタワーは「部屋のサイズに合わない」「インテリアになじまない」など、なかなかぴったりのものが見つからないことも。
そんなときは、愛猫の好みやお部屋に合わせたキャットタワーを手作りしてみましょう。
そこで今回は、「猫にキャットタワーが必要な理由」や、「手作りキャットタワーの作り方」「安全に使うためのポイント」についてご紹介します。
猫にキャットタワーが必要な理由
猫はもともと木に登ったり高い場所から周囲を見渡したりする習性を持つ動物です。
平面的な動きが中心になりがちな室内飼いでは、上下運動が不足してしまうことも少なくありません。
キャットタワーは、そんな猫の本能を満たしてあげられる大切な遊び場なのです。
猫にキャットタワーを用意することで得られるメリットとは、以下のようなものです。
・上下運動で運動不足を解消できる
・高い場所で安心感を得られる
・爪とぎの場所として活用できる
・退屈を防ぎ、ストレスの解消につながる
・肥満の予防につながる
・多頭飼いの場合、それぞれの居場所を確保しやすくなる
飼い主さんは愛猫が快適に過ごせるよう、室内でも上下運動ができる環境を整えてあげましょう。
次は、「手作りキャットタワーの作り方」を見ていきましょう。
手作りキャットタワーの作り方

キャットタワーは、身近な材料を使って意外と簡単に手作りできます。
以下のような方法で、愛猫のためのオリジナルキャットタワーに挑戦してみましょう。
段ボールで作るキャットタワー
「段ボールキャットタワー」は、材料費を抑えて気軽に作れる手作りキャットタワーです。
猫は段ボールが大好きなので、爪とぎやお昼寝の場所としても喜んで使ってくれるはず。
「段ボールキャットタワー」は、大きさの異なる段ボール箱を積み重ねて固定するだけ。
このときに使用する段ボール箱は、猫が乗ってもつぶれないように、厚みのある丈夫なものを選んでください。
「段ボールキャットタワー」に必要な材料は、以下のようなものです。
・丈夫な段ボール箱(大きさの異なるもの数個)
・布製のガムテープまたは梱包用テープ
・カッター
・定規、ペン
「段ボールキャットタワー」は、以下のような手順で作りましょう。
・段ボール箱の側面に、猫が出入りできる大きさの穴を開ける
・大きい箱を下にして、段ボール箱を階段状に積み重ねる
・箱同士をテープでしっかりと固定する
・ぐらつきがないか、手で押して強度を確認する
以下は、「段ボールキャットタワー」の注意ポイントです。
・穴の切り口はテープで覆い、猫がケガをしないようにする
・高く積み上げすぎず、安定感を重視する
・爪とぎなどで傷んできたら、早めに作り直す
突っ張り棒で作るキャットタワー
しっかりとした高さのあるキャットタワーを作りたいときは、「突っ張り棒キャットタワー」もお勧めです。
床と天井の間で固定する突っ張り棒を使えば、省スペースで縦に長いキャットタワーを作ることができます。
「突っ張り棒キャットタワー」に必要な材料は、以下のようなものです。
・耐荷重の大きい突っ張り棒(2本)
・棚板(ステップ用)
・棚板を固定する金具やネジ
・麻ひも(爪とぎ用)
「突っ張り棒キャットタワー」は、以下のような手順で作りましょう。
・突っ張り棒2本を平行に立て、床と天井の間にしっかりと固定する
・突っ張り棒に、棚板を金具で段違いに取り付ける
・突っ張り棒の下部に麻ひもを巻きつけ、爪とぎスペースを作る
・完成したら、猫が乗っても揺れないか確認する
以下は、「突っ張り棒キャットタワー」の注意ポイントです。
・突っ張り棒は、猫の体重がかかっても十分な耐荷重のものを選ぶ
・天井の強度が弱い場所には設置しない
・ステップ同士の間隔は、愛猫が無理なく飛び移れる距離にする
・定期的にゆるみがないか確認し、必要に応じて締め直す
カラーボックスで作るキャットタワー
「カラーボックスキャットタワー」も、手軽に作れる手作りキャットタワーです。
カラーボックスは収納家具としても使えるので、インテリアになじみやすいのが魅力ですよね。
「カラーボックスキャットタワー」には、以下のような作り方があります。
・階段型=高さの異なるカラーボックスを並べ、階段状に配置する
・横置き型=カラーボックスを横に倒して重ね、棚の中を猫の隠れ家にする
・組み合わせ型=縦置きと横置きのカラーボックスを組み合わせ、変化のあるルートを作る
以下は、「カラーボックスキャットタワー」の注意ポイントです。
・カラーボックス同士は連結金具などでしっかりと固定する
・天板が滑りやすい場合は、滑り止めマットやカーペットを敷く
・転倒防止のため、壁に固定できるものは固定しておく
いずれの手作りキャットタワーでもお気に入りのクッションやオモチャを置くと猫が興味を持ちやすくなりますが、置き過ぎには注意しましょう。
次は、手作りキャットタワーを「安全に使うためのポイント」を見ていきましょう。
安全に使うためのポイント

手作りならではの自由さが魅力のキャットタワーですが、何よりも大切なのは愛猫の安全です。
以下は、手作りキャットタワーを安心して使うために押さえておきたいポイントです。
設置場所を工夫する
キャットタワーは、窓の近くなど外の景色が見える場所に置くと猫が喜んでくれます。
ただし、ベランダ側の窓の近くに置く場合は、網戸や窓を開けたままにしないよう注意が必要です。
また、テレビや割れやすい物の近くに置くと、猫が飛び移って思わぬ事故につながることもあるので避けましょう。
定期的に点検する
手作りキャットタワーは、使っているうちにネジのゆるみや素材の傷みが出てくることがあります。
猫は毎日のように飛び乗ったり爪をといだりするので、見た目以上に負荷がかかっているものです。
週に一度はぐらつきや破損がないかをチェックして、安全な状態を保ってあげましょう。
愛猫にぴったりの手作りキャットタワー

室内飼いの猫にとって、上下運動ができるキャットタワーは心身の健康を保つための大切な存在です。
身近な材料を使って、愛猫の好みやお部屋に合わせたオリジナルのキャットタワーを作ってみましょう。
飼い主さんが手作りしたキャットタワーで愛猫が楽しそうに遊ぶ姿を見られたら、喜びもひとしおですね!