猫の鼻水の原因や治し方まとめ鼻水が治らない、くしゃみは病気の可能性?
季節の変わり目や乾燥する時期は、愛猫が鼻水やくしゃみをするようになってしまいがち。
猫が鼻水を出すと「風邪かな」「アレルギーかも」など、飼い主さんはさまざまな心配をしてしまうことも。
鼻水が続くときは原因を見極めながら、愛猫に合った適切なケアをしてあげましょう。
そこで今回は、「猫が鼻水を出す原因」や、「猫の鼻水の治し方」「動物病院を受診する目安」についてご紹介します。
猫が鼻水を出す原因
猫にとって鼻水は珍しい症状ではありませんが、原因によっては注意が必要な場合もあります。
だからといって軽い鼻水だからと放っておくと、愛猫は症状を悪化させてしまうことも。
猫の鼻水は、体にさまざまな不調のサインが隠れている可能性があります。
猫が鼻水を出す原因として考えられるのは、以下のようなものです。
・猫風邪(猫ウイルス性鼻気管炎など)による感染症
・室内の乾燥やハウスダストによるアレルギー反応
・歯周病や歯根膿瘍など、口腔内トラブルの影響
・鼻腔内の異物や腫瘍による刺激
・ストレスによる免疫力の低下
・多頭飼育環境でのウイルスや細菌の感染拡大
飼い主さんは愛猫の様子をよく観察し、鼻水の色や量、続く期間を見逃さないようにしましょう。
次は、「猫の鼻水の治し方」を見ていきましょう。
猫の鼻水の治し方

愛猫に鼻水の症状が見られたときは、自宅でもできるケアで少しずつ和らげてあげたいですよね。
以下のような対処法で、愛猫の鼻水や不快感を軽減してあげましょう。
室内の湿度を保つ
「室内の湿度を保つ」ことは、鼻水に悩む猫にとって効果的な対処法です。
猫は本能的に乾燥した空気で鼻や喉の粘膜を刺激されやすいため、「室内の湿度を保つ」ことは症状の緩和にも最適です。
「室内の湿度を保つ」ためには、愛猫が過ごす部屋に加湿器などを設置するだけ。
このときに使用する加湿器は、「湿度管理」に適した、自動調整機能のあるタイプを選んでください。
「室内の湿度を保つ」ときは、以下のような手順で行いましょう。
・愛猫がよく過ごす部屋の湿度を確認する
・加湿器や濡れタオルなどを設置する
・湿度は50~60%程度を目安に調整する
・湿度を保てたら、愛猫の呼吸の様子を確認する
以下は、「室内の湿度を保つ」際の注意ポイントです。
・加湿しすぎてカビが発生しないよう換気も行う
・愛猫が加湿器に触れて怪我をしないよう配置に注意する
・症状が改善しない場合は湿度以外の原因も疑って様子を見る
鼻周りを清潔に保つ
猫の鼻水をケアするための対処法として、「鼻周りを清潔に保つ」こともお勧めです。
猫にとって鼻水が固まって鼻づまりを起こす光景は、呼吸のしづらさにつながる要素としてよく挙げられますよね。
鼻周りを清潔に保つためには、下記のようなポイントがお勧めです。
・ぬるま湯で湿らせたコットンやガーゼで優しく拭き取る
・鼻の周りの毛をこまめにカットしておく
・食後や睡眠後などタイミングを決めて拭き取る
「鼻周りを清潔に保つ」ときは、以下のような手順で行いましょう。
・清潔なコットンやガーゼをぬるま湯で湿らせる
・愛猫の鼻周りを優しく押さえるように拭き取る
・固まった鼻水は無理にはがさず、ふやかしてから取り除く
・拭き取れたら、優しく声をかけて褒める
以下は、「鼻周りを清潔に保つ」際の注意ポイントです。
・愛猫が嫌がるそぶりを見せたら無理に続けない
・強くこすらず優しい力加減で行う
・鼻の周りに傷や腫れがないかも一緒に確認する
食事と水分をしっかり取らせる
「食事と水分をしっかり取らせる」ことも、愛猫の鼻水を和らげる対処法です。
食事と水分補給とは体力や免疫力を保つ大切な時間ですが、「食事と水分をしっかり取らせる」ことは日常の中で気軽に取り入れられる対処法なので試してみましょう。
「食事と水分をしっかり取らせる」には、以下のような方法があります。
・温めたフード=香りを立たせて食欲を刺激する
・ウェットフード=水分補給を兼ねて食べやすくする
・こまめな水替え=新鮮な水をいつでも飲めるようにする
以下は、「食事と水分をしっかり取らせる」際の注意ポイントです。
・鼻づまりで食欲が落ちている場合は無理に食べさせない
・水分不足にならないよう飲水量をこまめに確認する
・食欲不振が続く場合は早めに獣医師へ相談する
いずれのケアでもオヤツを活用すると愛猫の食欲を引き出しやすくなりますが、あげ過ぎには注意しましょう。
次は、「動物病院を受診する目安」を見ていきましょう。
動物病院を受診する目安

愛猫のちょっとした鼻水でも、原因によっては早めの受診が必要になることもあります。
以下は、そんな飼い主さんに知っておいてほしい動物病院を受診する目安です。
鼻水が数日たっても治らない場合
透明な鼻水は一時的な症状であることも多いですが、数日たっても改善しない場合は注意が必要です。
特に鼻水が1週間以上続く場合や、黄色や緑色などの色がついた鼻水が見られる場合は、感染症のサインである可能性が高くなります。
早めに動物病院を受診し、原因をしっかりと調べてもらいましょう。
くしゃみや発熱を伴う場合
猫の鼻水の症状として、しっかりと注意しておきたいのが頻繁なくしゃみや発熱もお勧めの目安です。
最近は目やにや食欲不振を伴う「猫風邪の重症化」も増えてきました。
くしゃみや発熱は、ウイルス感染などの深刻なサインである可能性があるため、獣医師に相談することをお勧めします。
猫の鼻水に寄り添ったケア方法

乾燥や感染症が原因で鼻水が続くと、愛猫の心身にさまざまな不調が起こりやすくなります。
愛猫に鼻水の症状が見られたときは、落ち着いてケアを試しながら様子を見てあげましょう。
愛猫の体調に寄り添いながら丁寧に向き合うと、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!