当てはまったら要再検討…?犬を飼うのに向いていない人の特徴
「犬を飼いたい」「犬と暮らしたい」、と思った時。
同時に「不安」や「疑問」も浮かんでくるかと思います。
生活リズムや経済的な状況や自らの性格。
本当に飼うことができるのか、まず考えることが大切です。
一度飼うと決めるからには、最後まで責任を持ってお世話しなくてはいけませんからね。
今回は、犬を飼うのに「向いていない人」の特徴をご紹介します。
もしも、当てはまる項目が多ければ、飼うことを再検討された方がいいかもしれません。
一つの大切な命と共に暮らすということ。
決して簡単なことではありませんから、考える機会になれば嬉しいです。
その1、仕事や趣味で忙しすぎる人
飼いたいという気持ちがあっても、忙しいため時間がなければ、飼うことは難しいでしょう。
もちろん四六時中、家にいなくてはならないというわけではありません。
しかしお世話をする時間が確保出来なければ、生活サイクルを見直した上で、飼う必要があります。
犬はひとりで生きることは出来ません。
飼い主さんがいて、生活することができるのです。
その2、長期旅行や出張によく出かける人
自宅に自分以外の人がいるのなら大丈夫ですが、一人暮らしの場合、旅行や出張が多ければ諦めた方がいいかもしれません。
特に子犬の内や、老犬になってから。
犬のお世話に費やす時間は多くなるでしょうから、家をよく空けるとなると、飼うのに向いているとは言えません。
その3、お世話や散歩を行えない人
犬は勝手に育つわけではありません。
トイレのしつけや、無駄吠えのしつけなど行えなければ、飼い主さんにとってもストレスとなり、良い関係は築けません。
また、家にいたとしても放っておいてはダメ。
外で散歩にいくことで犬は運動不足を解消してストレスを発散します。
お散歩もしつけも、犬を飼う上でとても大切です。
その4、経済的余裕があまりにもない人
犬を飼うのにはお金がかかります。
生体代金だけではなく、ケージや水飲み機や首輪やリード。
消耗品としては、フードやペットシーツ。
ワクチンや健康診断やトリミング代もかかります。
自分の身の回りのお金のやりくりで精一杯な方や、安定した収入の見込みのない方は、結果的に犬に不便な想いをさせてしまう可能性があります。
お金持ちでなくてはならないというわけではありませんが、経済状況も考えた上で、飼えるかどうか判断をしましょう。
その5、居住環境が整っていない人
マンションやアパート住まいでしたら、もちろんペット可の物件でなくはいけません。
また十分にケージを置くだけの場所を確保できるか、なども考えましょう。
他にも動物病院の場所を把握する、お散歩コースは安全かなど、確認しておいた方が、飼ったあとスムーズでしょう。
その6、犬の気持ちを考えられない人
犬は言葉を話すことが出来ません。
そのため行動で気持ちを伝えてきてくれます。
その気持ちを汲み取ろうという意識が全くなければ、飼うのは難しいです。
初めて飼う人にとっては、「気持ちを汲み取るなんて難しい…」と思われるかもしれませんが、犬の行動を見ていれば、何を伝えたいのか少しずつ分かるはず。
どうぞご安心くださいね。
ただ、「癒しのため」「かわいいから傍に置きたい」など。
安易な理由で、犬をツールとして捉える人は飼ってはいけません。
犬だって生きていて、気持ちがある。
その気持ちに寄り添いたい、と思うことが出来なければ、犬を飼うことは難しいですので、諦めることも大切です。
さいごに
向き不向きは、一概に言えることではありませんが、パートナーとして大切に暮らしたいという想いがあればきっと大丈夫。
犬と一緒に生活することで、日々が楽しく、幸せになります。
ただ、それと同時に責任を持つ必要があることも覚えておいてくださいね。
これから犬を飼おうと思う方の参考になれば幸いです。