おんたの闘病日記│第13話
<ペットの脳腫瘍に悩む飼い主さんへ・放射線治療4回目・便利アイテム紹介 >
ー2020年11月16日
昨夜も就寝時のおんたの呼吸は落ち着いていた。
おかげでこの数日はきちんと睡眠を取ることができた。徐々に腫瘍は良くなってきているのかな。
今日は近所のフレンチブルドッグ友達に会うことができ、おんたの脳腫瘍の話をし応援してもらった。
また、万が一てんかんのような発作が起こったら注意深く観察し、場合によっては速やかにMRIを撮ることなど、お節介にならない程度にお話しさせてもらった。
この日記も同じように脳腫瘍に悩む飼い主さんや、その可能性が多いとされている短頭種の飼い主さんの参考になればと思っている。
※散歩中のご機嫌なおんた
帰宅後も穏やかに過ごせた。明日は4回目の放射線治療。
きっと、どんどん良くなっている。そう信じて頑張ろう。
ー2020年11月23日
昨夜も何事もなく、無事に朝を迎えることができた。今日は4回目の放射線治療だ。
キャリーを出すとワクワクした顔を見せてくれる。お出かけ好きな性格で良かった。
※キャリーに気付いて嬉しそうなおんた
治療そのものもいつもどおりに終了し、なんだか慣れた様子も感じられた。
しかし、治療前の点滴の影響で、治療中におしっこをお漏らししたようだ。
もうこれは仕方ないこと。
点滴の針を抜いてもらうときにオムツも変えてもらいスッキリした状態で帰宅した。
帰宅後、一緒に遅いお昼寝をしてお散歩へ。
「お散歩いくよ!」と声をかけると、昔は嬉しくてその場でクルッと回っていた仕草を、久しぶりに今日は見ることができた。
おしっこの回数も増えてきた。着実に前進していると信じたい。
お散歩に行くと、可愛がってくれるお店の人や近所の人と会えて、みんな「がんばってね」と応援してくれた。
おんたを愛してくれている人がたくさんいて、本当に感謝でしかない。
ー2020年11月24日
朝起きると自分の近くにおんたが寝ていたので抱き寄せてもう一度一緒に眠った。基本的に自由気ままに寝たい子だったので、こうやってくっついて寝れるのはレアだ。嬉しい朝を一緒に過ごし、少しだけ朝寝坊した。
今日は長く家を留守にしたので、妹にお留守番に来てもらい、妹の友達も留守中に遊びに来たらしく、インターホンがなったら「ワン」とひと吠えあったそうだ。これはおんたの歓迎の印だ。
我が家はお見舞いも含め来客が多いが、決しておんたのテンションを上げさせないようにお願いしている。この時期は興奮させるのは良くないので要注意。
今日はおすすめの便利アイテム、ピルカッターをご紹介します。
おんたが飲んでいるお薬は一回1/2錠のものや、1/4錠のものがあり最初は病院でカットしてもらうことが多かったが、薬を待つ時間を短縮でき、割安になるとかかりつけの病院の先生からアドバイスをもらったので使い始めてみた。
使い方はとても簡単、刃の当たる場所を確認してセットして、ケースを閉じるだけ。
※ピルカッター
それにしても毎日沢山お薬を飲んで頑張ってくれている。
普段から食欲旺盛な上に、今飲んでいるステロイドにも食欲が増す副作用があるので、おんたは薬も何も気にせずバクバク食べてくれるのは助かる。
※こちらの薬類に関しては、おんたが処方されているものとして紹介しています。個人の選択でありますので、効果を保証するものではありません。
※毎日のおんたのお薬
最近僕が食事をしているときに以前のように後ろ足立ちでおねだりするのだが、今日はさらに手が加わった。これも久しぶりに見た仕草。毎日嬉しい発見がたくさんある。
※手を使っておねだりするおんた
続く。
おんたのパパ&トロンボーン奏者
小池隼人
おんた
2007年7月31日生まれ
犬種:フレンチブルドッグ/年齢:14歳
編集長むーinterview Vol.01
[トロンボーン奏者・小池隼人さんと愛犬おんたくん]
<前編>
https://levees-u.com/specialcontents/3525/
<後編>
https://levees-u.com/specialcontents/3516/