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かけがえのないあなたに届けたいメッセージ【interview Vol.09】

<Part3>

3部作でお送りしている【interview Vol.09】。
登場いただいたのは、作品に『Dear Precious/かけがえのないあなたへ』とメッセージ込めて活動するアーティストAnnie Lena Obermeierさん(アニー・玲奈・オーバマイヤー:以下アニーさん)。

最終話となる今回のパート3、 インタビューメディア『LAMPPOST』の配信や、古着に新たな価値をつけ循環させる『one BUT ONE』 など、枠にとらわれず様々な分野で活動を続ける中で、アーティストとして大事にしている想いや、これからについてお聞きしました。

パート1・2では、アニーさんが考える動物との関わり合いや、作品についてなど、たくさんのお話を聞かせていただいてます!まだお読みではない方は、是非そちらからお楽しみくださいね。

▼<Part1>
かけがえのないあなたに届けたいメッセージ【interview Vol.09】<Part1>

▼<Part2>
かけがえのないあなたに届けたいメッセージ【interview Vol.09】<Part2>

“どんなことでもやってみたい”

アニーさん:私はオーダーをいただいてから絵を描くことを中心にしてきたから、アーティストとしての自覚はそんなになくて、だから描きたい物を描いて活躍されている方を見ると本当にすごいなって思います。

ムーパパ:作品と人柄、活動全部をひっくるめてアニーさん自身が作品になってるんじゃないかなって僕は思ってるし、みんなも感じてると思いますよ。

アニーさん:ありがとうございます!肩書きはアーティスト・絵描きですが、インタビューしたり、記事書いたり、古着にイラストつけて販売したりしているので「結局、何やってる人なの?」って聞かれますが「 うーん、Annie Lena Obermeierという人間をしています 」みたいな(笑)

実は学生の頃に、自分の名前が仕事そのものになればいいなって思ってました。それは、仕事が生き方になるというより、やりたいことをやっていたら仕事になっていた、みたいな。生き方の先に働き方があったらいいなっていうのがずっとあって。自分という存在を使って出来ることなら、どんなことでもやってみたいです。

ムーパパ:ムーの絵もそうだけど『アニーさんの作品!』て感じがバンバン伝わりますもん。

アニーさん:嬉しいなぁ(笑)動物も、人の顔を描くのも大好きです。存在してるもの、命を描くことに喜びを感じます。
ちょっとこれ言って不信がられたら嫌ですけど…私、生き物にはそのオーラというか、影に色が見えるんです。その人、その動物だけの色が。描くときだけですけどね(笑)

写真を見ての雰囲気だったり、会った時の感触だったりで「この色だな~」っていうのがそれぞれにあって。だから私の作品は、私が見たまんまの色を描いてるだけなんです。

※アニーさんが描いたレビーズ編集長ムー

ムーパパ:本当にいいですよね!会社のデスクに飾ってますよ。ムーの絵をお願いした時も、その「見える」って感じてもらえましたか?(笑)飼い主としてちょっと気になります!

アニーさん:オーダーいただいた皆さんからそう言ってもらえることが、描き続けていける喜びです、本当に。

ムーちゃんを描いた時は、さてはこの子、自分がかわいいことを分かっているな?って思いながら描きました(笑)
ムーちゃんは、私の中であざとい系女子なんです。すみません(笑)。
何も分かってないようで、本当は計算高く首を傾げてるんじゃないかなって。
ん〜でもそれも含めてめちゃくちゃ可愛いな!って私も首を傾げながら描きました(笑)

ムーパパ:僕自身が絵を描くことに関して偉そうに聞けないけど(笑)。同じように活動してる方や、アーティストを目指してる方にも読んでもらいたいから制作についても聞かせてくださいね。道具などはどんな種類を使ってるんですか。

アニーさん:キャンバスにアクリル絵の具を使ってます。ムーちゃんの絵はそのタッチで描きました。
で、もうひとつタッチがあって、それは木のパネルに漆喰を塗って、その上にオイルパステルで描いてます。※現在、漆喰パネルのオーダー受付は終了。キャンバスにオイルパステルで描くことは可。

わりとパキッとした感じが好きな方には、アクリルを使用して。トイプードルだったり、ふわっとした毛の子を描くときは、オイルパステルのタッチをおすすめしてますね。オイルパステルの方が凹凸感が出やすいです。
ご依頼いただく時に仕上げたい雰囲気等をお聞きして、ご要望に一番合う方法を提案させていただいてます。

※漆喰パネルにオイルパステルで描いた作品

他には、ペンタブなんかでも描いたりしてますね。
インタビューメディア『LAMPPOST』で、お話を聞かせていただいた方を描くときはペンタブを使用して、描いたものをすぐに記事やSNSに載せられるので愛用してます。絵の具とかでは出せないあの風合いも気に入ってます。

『LAMPPOSTー生き方は働き方』
出典:@annielenaobermeier

ムーパパ:いろいろな技法があるんですね。たしかにそれぞれ違くて、それぞれいいですよね。でも、いろんなタイプがあるから準備だったり大変なことも多いのでは?使い分けるきっかけみたいなのもあれば教えてください。

アニーさん:漆喰のパネルは木を発注して、下塗り剤を塗り、その上に漆喰を塗って作っているのですが、この工程に最低でも3日間はかかります。
漆喰の材料も置く場所が必要で、今は実家に置いてますが、これからも全国を移動しながら多拠点で制作していくのには向かないかなと思っていて。
一旦は、今ある在庫分で漆喰は終わりにして、アクリルと電子で描いてく方を続けていこうかと。

自分の都合に合わせすぎてますよね…自由すぎますかね(笑)。

ムーパパ:アーティストっぽいというか、アニーさんぽくていいじゃないですか!素敵な作品が世に出ていくことには変わりないし、絵を受け取る人の笑顔が増えることにも変わりないですよ。

アニーさん:オイルパステルを使い始めたきっかけはたまたまです。おばあちゃんとかがクリスマスプレゼントでくれたりして、小さい頃から家にあって。
他にも色鉛筆とか絵の具とか。絵を描くことが好きだと知ってくれていた人たちからの贈り物から使い始めました。

今、使用してる道具箱も小学校の時におじいちゃんからもらいました!絵を描いていこうと決めた時に、そういえばあの道具箱あったよなって思い出して、引っ張り出してきました。小さい頃に贈ってもらった物という愛着もあって、大切にしてますね。

※アニーさんの道具箱

私は、縛りのないフリーランスだから、いろいろ試してもいいんじゃないかなて思っています。でもその分、自分らしさって何だろうとすごく悩むこともあります。自由であるが故にってやつですかね。

「この方法でいく!」「これを売りにする!」っていう、一本化したスタイルを確立した方がいいのかな…なんて思ったりもするけど。それって他人からの見られ方が先行して、本当はやってみたいことに自分で制限をかけてしまうんじゃないかと思うんです。

「こう決めたからこのスタイルだけを続けなきゃいけない」って思っちゃったらしんどいし。

だから、やってみたい描き方があったら恐れずにやってみようと思ってます。漆喰に描く。アクリルでも描く。それで線画も描いてるのか?って定まりがないなって思われるかもしれないけど、そこに縛りを設けるのは、自分自身じゃなくていいと思ってます。

『気持ちに寄り添いたい』

ムーパパ:「縛りを設けるのは、自分自身じゃなくていい」とありましたが、その考えの中でも大切にしてることや、ルールみたいなものはあったりしますか?

アニーさん:私は誰かに頼まれて描くことをメインで活動しています。『相手ありき』なんですよね。「描いて欲しい」っていう想いを預かって、それを絵という形にする。
だから「こうして欲しい」というオーダーにはちゃんと寄り添いたいなぁって、強く思っています。贈り物として頼んでくれる方もすごく多いから、ご依頼主が想う相手への気持ちをちゃんと表現したいと思っています。

ムーパパ:ムーの時もそうでしたけど、写真をいただいてから、それを元に制作を始めるんですか?

アニーさん:そうです。まずは写真をいただいて、表情だったり、その人・動物の雰囲気や感じを聞いてから、ラフ画制作、それを確認していただいてから着画します。
これが一般的なのかも分かりませんし、他のアーティストの方々がオーダーを受けてからどういうフローで進めているのかも知らないんですよね…そもそも私、美大を出たわけでもないから絵とか技法に詳しいわけじゃなくて…。

美術館は好きでよく行くけど、アーティスト名とか作品名とか全然覚えられないです。音楽もすごい好きだし、よく聞く曲もたくさんあるけど、歌手名と曲名が全く覚えられない(笑)でも大好きなみたいな!
何でもほぼ独学だから、みなさんの参考になるかわからないけど…。

“自分らしくいること”

ムーパパ:僕は、想いを込めて制作や活動をして好きな道を進んでいるアニーさんが、とても勉強になるし、影響されます。僕もその作品に感動して、絵を描いてもらいましたしね。
アーティストを目指す方にもお手本になっていると思うな、本当に。アドバイスや夢を持ってる方へのメッセージなどはありますか?

アニーさん:偉そうに聞こえたら申し訳ないですが、アーティストってめちゃくちゃ曖昧な言葉だと思っていて。定義が分からないというか。
けど『自分らしくいること』が出来れば、それはもう『アーティスト』なんじゃないかなって思っています。

だから、アーティストになりたいっていう人は『自分という人間を生きているのか』ってところを問い続けることが大事かなって思います。って言っても、私もまだまだその『自分らしく』ってところを探し中ですけどね(笑)

ムーパパ:「自分らしくいることが、もうアーティスト」…素敵です。やられました(笑)その言葉で、勇気づけられる人がたくさんいると思うな。自信や勇気が持てず悩んでいる人に届いてほしいですし。
例えば、やってみたいけど挑戦することが怖かったり、失敗するのが怖いと思う時もあると思うけど、アニーさんが思う活発に考えられる・動ける原動力は?

アニーさん:やるか、やらないかだったら私はやる方を選んでます。挑戦した自分の方が、やらなかった自分より好きだろうし。それが原動力かもしれません。

ちょっと話はズレますが、私は自分が絵を描き続ける事で、誰かに「もっと自由に生きていいんだよ」って言える説得力をもっと持ちたいなぁと思ってます。

Dear Precious
You are born worthy.You are always loved.

かけがえのないあなたへ
生まれた来ただけで価値があるし、愛されている

ムーパパ:今後の小笠原諸島での経験が、また新しい活動や作品の良いスパイスになるのでは?

アニーさん:私自身、どうなるかわからなくてウキウキしています。1ヶ月後、自分が何をして、どこで暮らし、どんな人と出会って、どんな話をしているのか気になります。
もちろん、注文をいただいて、お金をいただく仕事だから心配はありますけど。
でも、この1年やってこられたからなんとかなる!と思って、感謝しながら続けていきます!

ムーパパ:アニーさんらしい(笑)がんばってください!
素敵な時間、お話をありがとうございました!

アニーさん:こちらこそ!楽しかったです!

パート3を終えて

お読みいただきありがとうございます。
3部作でお送りしました【interview Vol.09】。
このインタビューのきっかけとなった、アニーさんが描いた『フレディー君』の似顔絵とその想い。
動物や作品に対しての想いをお聞きしようと思っていた私たちですが、その想定を大いに超える、Annie Lena Obermeierさんという一人の人間の深さや、暖かさ明るさも感じられる素敵なインタビューとなりました。

アニーさんが『Dear Precious/かけがえのないあなたへ』と想いを込めた作品やメッセージ。そして、多彩な活動から発信される言葉や願い。
彼女の全ての想いが、これからもたくさんの人に届き、たくさんの笑顔になり続けることを私たちも応援しています。

アニーさん、本当にありがとうございました。

素敵な作品の数々や様々な活動の内容はアニーさんのInstagram、noteでご覧いただけます。是非覗いてみてくださいね!

ムーパパとレビーズ編集部

Annie Lena Obermeier/ <br>アニー・玲奈・オーバマイヤー
PROFILE

Annie Lena Obermeier/
アニー・玲奈・オーバマイヤー

京都府出身。作品に『Dear Precious/かけがえのないあなたへ』と、メッセージ込め活動するアーティスト。 その他にも、生き方と働き方を主題にしたインタビューメディア『LAMPPOST』の配信や、古着に新たな価値をつけ循環させる『one BUT ONE』 など、枠にとらわれずさまざまな分野で活動を続ける。美術館巡りが好きだが、作者や作品名が全然覚えられないという、少し天然な一面も。

▼Instagram:
https://www.instagram.com/annielenaobermeier/
▼LAMPPOST:
https://note.com/annielena
▼one BUT ONE:
https://www.instagram.com/onebutone/