POSTED on 2020.04.20 / UPDATE on 2020.12.08
愛鳥がどんな老後を過ごすか、、、最期まで快適で幸せに過ごしてもらうためにできること。
株式会社誠文堂新光社は、2020年5月9日(土)に、『老鳥との暮らしかた』を発売いたします。
ともに暮らす鳥と、少しでも長くいっしょにいたい。
老いを迎えた鳥にも、できるだけ心おだやかで幸せな時間を過ごしてもらいたい――。
それは、飼い主なら誰しも願うこと。
うちの子がどんな老後を過ごすのかは、飼い主しだいで大きく変わります。
その子によって異なる老化の始まりに気づき、それにうまく対応することで、老化を遅らせたり、いっしょに暮らす時間を予想よりもずっと長くできる可能性もあります。
そのノウハウを紹介するのが、本書『老鳥(ろうちょう)との暮らしかた』です。
前作『うちの鳥の老いじたく』は、鳥の「老い」について解説した一冊でした。
できれば想像したくはないけれど、いつかは必ず訪れる老いや、その先のお別れ。これらに対してどう臨むのかを、飼い主さんに寄り添いながら紹介したこの本に、たくさんの方から共感の声が寄せられました。
あわせて、老いた鳥との暮らし方について、具体的なノウハウがもっと知りたい、という要望も著者のもとに多く届きました。
いま、飼い主の知識と技術が向上したことで、長生きする鳥も増えています。それは、飼い主が高齢の鳥と過ごす時間が増えてきている、ということでもあります。
著者の細川 博昭さん自身も、老鳥と暮らす日々を送っています。試行錯誤の毎日の中で学んだことのすべてが、この『老鳥との暮らしかた』に込められています。
老いを迎えた鳥の心と体をどのように保ちながら暮らしていくかを、メンタルのケアや、温め方をはじめとする環境のととのえ方など、具体的な方法を交えて解説しています。さらに、著者の経験をふまえながら、鳥のリハビリの可能性についても触れています。
小鳥から大型インコまで、1日でも長く心ゆたかな時間を過ごしてもらうために知っておいてもらいたいことが詰め込まれた、すべての鳥飼いさんに贈る一冊です。
※イラスト/ものゆう、撮影/蜂巣 文香
★前作『うちの鳥の老いじたく』書籍紹介ページはこちら★
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/pets/20570/
【目次抜粋】
はじめに
1章 老鳥の体をあらためて知る ~身体の機能が落ちるしくみ~
2章 鳥の体、鳥の行動のどこを見る? ~老化の対策は、まず気づくこと~
3章 鳥が求める暮らし、鳥に与える暮らし ~適切な寄り添い、メンタルケアを~
4章 昔の暮らしを取り戻す ~リハビリもその一助に~
5章 長生きさせる環境のつくりかた ~必要なことをどう補完するか~
【著者プロフィール】
細川 博昭(ほそかわ・ひろあき)
作家、サイエンスライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事を執筆。おもな著作に、『インコの謎』『インコの心理がわかる本』『うちの鳥の老いじたく』『鳥が好きすぎて、すみません』(誠文堂新光社)、『知っているようで知らない鳥の話』『鳥の脳力を探る』『身近な鳥のふしぎ』『江戸時代に描かれた鳥たち』(SBクリエイティブ)、『鳥を識る』『鳥と人、交わりの文化誌』(春秋社)、『身近な鳥のすごい事典』『インコのひみつ』(イースト・プレス)、『江戸の鳥類図譜』(秀和システム)、『大江戸飼い鳥草紙』(吉川弘文館)などがある。日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、生き物文化誌学会ほか所属。
【書籍のご購入はこちら】
誠文堂新光社 書籍紹介ページ:
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/pets/41395
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