fbpx
HOME / GOODS / ペットフードの種類や用語について。愛犬、...

GOODS

商品紹介

FOOD

ペットフードの種類や用語について。愛犬、愛猫のために安全・安心なフードを選んであげたい。

普段、皆さんが愛犬や愛猫などのフードやおやつを選び際に、よく目にする用語や表示。
意外にわかってるつもりでも、具体的に説明できない…って飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、よく目にするフードの種類や表示、用語などを簡単にご紹介します。
はじめて迎え入れる方もぜひ参考にしてみてくださいね。

■フードを目的別で選ぶ

ペットフードの種類や用語

様々なペットフードには法律や規約で定められた種類があり『愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)』や、『ペットフードの表示に関する公正競争規約』に定められた情報が記載されていて、以下の『目的』が表示されています。
是非、お手元のフードやおやつの表示を確認しながらご覧ください。

・総合栄養食

一般的には『主食』と呼ばれ、毎日の主要な食事として給与する目的としたペットフード。その製品と水だけで、指定された成長段階、健康維持ができるように栄養素をバランスよく配合したものです。また『ペットフード公正取引協議会』の定める基準をクリアした製品でなければなりません。※輸入フードなどには『AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリア』など、国外の基準やガイドラインに従った表示がされている場合もあります。

・間食

おやつ(副食)や、しつけ、ご褒美として与えるモノが一般的。1日に与えて良いおやつの量は、1日に必要とされているカロリーの10%〜20%までと言われています。主食とのバランスを考えて与えることが大切です。

・療法食

特定の病気や健康状態に合わせ、特別に栄養成分の量などが調整されたもの。『特別療法食』『食事療法食』などと表示されています。
特定の疾患などに合わせて調整されているので、飼い主さん独自で決めたりせず、獣医の指導の元に与えてください。

・それ以外、目的食

上記の以外の製品のこと。サプリや副食、嗜好増進食、ふりかけなどとも表記されています。

■あわせて読みたい記事■

犬がドッグフードを食べない4つの理由!食べさせる方法は?

■フードをタイプで選ぶ

フードに含まれている水分量でタイプが分類されます。
※水分量でのタイプ別になります

・ドライフード

水分量が10%程度以下の製品のこと。水分量が少ないため、常温で長期保存が可能。未開封なら1年程、開封後では1ヶ月ほどの保存が可能なものもあります。
※商品や保存状況により異なります。

・ソフトドライフード

水分量が25〜35%程度の製品のこと。加熱発泡処理がされ、しっとりさを保つために湿潤調整剤が使われている場合もあります。

・セミモイストフード

水分量がソフトドライと同じく25〜35%程度の製品で、発泡していないもの。
こちらも、しっとりさを保つために湿潤調整剤が使われている場合も。

・ウェットフード

水分量が75〜80%程度。品質を保持するため、殺菌工程をした後、缶詰やレトルトパウチ、アルミトレーなどの密閉容器に充填されます。未開封の場合は長期の保存が可能ですが、開封したらその日のうちに使い切るようにしましょう!

■あわせて読みたい記事■

猫がエサを食べなくなった!食欲不振は不調のサイン?
食べない原因と食べさせる方法

■ライフステージ別で選ぶ

総合栄養食には、製品が対応するライフステージ(成長段階)が記載されています。目安の期間をしっかり理解して、成長や健康状態に応じて対処してください。

・授乳期用フード

生後4週齢程度までで、いわゆる代用乳であり、母乳の成分をもとにした粉ミルクなどがあります。

・離乳期用フード

生後8週齢程度まで。いわゆる離乳食であり、粉末状やフレーク状のものをペースト状にした食べやすいもの。またドライフードをふやかしたものもおすすめ。この時期には消化のよいものを与えましょう。

・成長期用フード

生後8週齢を過ぎたら『子犬用』『子猫用』『成長期用』『グロース』『1才まで』などの年齢・月齢表示がされているのが成長期用フード。成長や発達のために栄養が必須な時期です。ですが、まだ体も胃も小さいため、効率良く栄養をとることが大切です。犬種や猫の種類、個体差があるので、獣医さんに相談しながら給与量を決めていくことをおすすめします。

・維持期用フード

1歳から6〜8歳ぐらいまでに(個体ごとに異なる)適した維持期用フード。『成犬用』『成猫用』などと表示されています。たくさんの種類・タイプのフードが販売されていますので、よく吟味して、選んであげましょう。

・高齢期用フード

個体差はありますが、6〜8歳頃からの高齢犬食、高齢猫食用フード。
『シニア用』『高齢期用』などと表示されています。
運動量や代謝率が低下、睡眠時間が長くなるため、フードの栄養価を下げて栄養過多にならないように、食材や成分が配合されています。
また、排便を促す繊維質が多く含まれていることもあります。
ただ『高齢期』に属される年齢のワンちゃん、ネコちゃんでも、元気な子も多いと思いますが、この時期から健康診断や定期的に獣医さんに診てもらい、フードに関しても相談することが大切です。

■その他

・ヒューマングレード

人間が食べることができる品質で作られていること。
つまり、人間の食材と同じレベルの原材料を使用したフードです。
人間も食べれるものを使用している点には、安心できると考える飼い主さんも多いかと思います。
しかしながら、明確な基準があるわけではないため『ヒューマングレード』は各メーカーやブランドごとによって様々。
どんな原材料が使われているかなど、しっかり確認することをおすすめします。

・プレミアムフード

その名の通り『高価格』『高品質』という意味で使われることが多いです。
しかしながら、プレミアムフードにも明確な基準などがありません。
ただし、各メーカー・ブランドが品質や安全性にこだわって製造しているのは確かですね。

ポイントとしては、

  • 栄養価が高い
  • アレルギーに配慮
  • 良質な肉類・魚類
  • 原材料の種類や原産国、生産工場が記載してある
  • 添加物不使用
  • 天然成分など安全性の高いものを使用している

などなど。
プレミアムフードを選ぶ際には、これからの表示を確認してみてくださいね。

・グレインフリー、グルテンフリー

グレインフリーとは、穀物を使用しないで作られたフード。
小麦や大麦などの麦類、米やトウモロコシなどを指します。

また『グルテンフリー』もよく目にすると思いますが、グルテンとは、小麦などに含まれるたんぱく質で、小麦アレルギーの原因となる物質です。
ペットにも小麦アレルギーが非常に多く『グルテンフリー』と表示されています。

・栄養成分表示

ペットフードの栄養成分は以下の5つ(5大栄養素と呼ばれる)の表示が義務付けられ、必要がある場合は他の栄養成分も表示されます。栄養上必須なたんぱく質・脂質は最低含有量を保証し『以上』、粗繊維・水分・灰分は保証値より多いとカロリーの低下、一定の栄養を摂取できない恐れがあるので、最低含有量を保証し『以下』と表示されます。

【以上と表示】
たんぱく質:%以上
脂質:%以上

【以下と表示】
粗繊維:%以下
灰分:%以下
水分:%以下

■まとめ

今回は『目的』『タイプ』『ライフステージ別』などをご紹介しましたが、ペットフードも様々な種類が販売され、栄養成分・アレルギー対策・年齢、オーガニックや、添加物不使用など、表示される情報も多いと感じる方も多いと思います。
健康維持のためにも大切な『食生活』。
大切な家族である動物たちがより健康でいてくれることが、飼い主のみなさんの願いですよね。
ぜひ普段のお買い物や『食生活』を見直す際などの参考にしてみてくださいね。

■こんな投稿も人気です■