真冬でも犬の散歩は行くべき?おすすめの時間帯や気を付けること

犬にとってお散歩は、ストレス発散や健康を維持するための大切な時間。とはいえ、凍えるような真冬の寒い日にお散歩に連れて行っても大丈夫なのでしょうか?
今回は冬でもお散歩に行くべきなのか、おすすめの時間帯や準備すべきことをご紹介します。お散歩に行く前にぜひチェックしてみてください。
真冬でもお散歩は行くべき?

冬でもお散歩は行った方がいいです。
寒い外に出るよりも、暖かい家の中で遊んであげる方がいいのではと思うこともありますが、お散歩は犬にとって大切な時間。単なる外出や運動というだけでなく、ストレス発散になり気分をリフレッシュさせる効果が期待できます。
ただ、吹雪の中や大雪が積もっていて人が歩くのもままならないという状況であれば、お散歩をお休みして室内遊びで体を動かしてあげましょう。
おすすめの時間帯

なるべく明るい時間帯にお散歩に行くのをおすすめします。
早朝や日没後は寒さが日中より厳しく、飼い主さんも犬も負担になってしまいます。
また暗くなると足元がよく見えず、犬が思わぬ異物を踏んでまいケガをする可能性があります。
比較的暖かいお昼の時間帯にお散歩に出かけましょう。
車通りの多い場所をお散歩する場合は、接触などの事故を防ぐためにライトを装着して犬と人が歩いていることを周りに知らせるようにしましょう。
冬の散歩前の準備

●散歩の前に準備運動をする
急に暖かい部屋から寒い外に出ると、急激な気温の変化からヒートショックを引き起こす可能性があります。
ヒートショックとは、呼吸困難・意識障害・ふらつき・嘔吐・下痢などの症状があらわれ、ショック状態に陥るものです。
ヒートショックの他にも、急激な寒暖差により筋肉が硬直してしまい、思わぬ怪我に繋がることもあります。
散歩に行く前にはウォーミングアップとして家の中で軽く遊び、体を温めてあげましょう。
●防寒着を着せる
激しい寒暖差の影響を軽減させるために、ドッグウェアを着せるのもおすすめです。
雪が降る地域であれば、撥水加工されたものや防水効果のあるウェアを防寒着として着させるのも良いでしょう。
お散歩の後のケア

●体の保温など体調管理をする
お散歩から帰ってきてすぐに横になったり、体が震えている場合は外気の温度に冷やされ体温が低下しすぎてしまっている可能性があります。
毛布などで体を包んだり、部屋を温めるなどして、犬の体温が通常に戻るように手助けをしてあげましょう。
●体が濡れていたらしっかりと乾かす
暖かい家の中に戻ってきたとしても、体が濡れていると風邪をひいてしまいます。
雨に濡れてしまったり雪溶け道を歩いた場合は、しっかりとタオルで拭き、ドライヤーで乾かしてあげましょう。
●肉球の状態をチェックする
冬場は乾燥している為、皮膚のトラブルが発生しやすくなります。
特に肉球は地面と接する分、低温火傷や裂傷ができやすいので、肉球用のスキンケアローションやクリームを塗り、ケアを行ってあげることをオススメします。
肉球はとてもデリケートで傷ができたら治りにくい部位。もしも肉球に傷や異常を見つけたら動物病院で診てもらってください。
散歩は犬にとって大切な時間!

人にとって厳しい寒さは、犬にとっても厳しい事に変わりはありません。
それでもお散歩は犬にとって大切な時間ですので、しっかりと対策を行い、短い時間でも出来る限り毎日行ってあげてください。
ただ犬が外に出たがらない場合や震えて歩こうとしない時は無理をせず、家の中でゆっくりと過ごさせてあげましょう。